私の経験を元に記事を綴っていますが、環境が変われば鷹もその環境に馴染み、性格の方向性も一羽一羽違ってくるはずです。
いわゆるその土地の猛禽になっていくのではないでしょうかね。
据え回しは据えができるようになった鷹をその土地の環境に慣らしていくことであります。
都市部の猛禽は都市部に生活圏を置く猛禽の生活になっていき、田舎や農村部の環境を見て育った猛禽はその土地のを生活圏にする猛禽になっていくはずです。
私は農村部の人間であり、ヤツラをパートナーにして鷹狩りがしたいなぁ。と考えて二羽りハリスホークと毎年冬場になると共に参戦していってます。
なので、私の行動範囲の環境のなかで、ヤツラを飛ばしていくのです。
家の子らをここと違った地域に連れて行っても、きっと思うように飛んでくれないと思います。
何をパートナーの鷹にさせながら付き合っていくかは、とても重要なことなんです。
飼い主の欲でなんでもは鷹たちがちょっとかわいそうですね。
自身がやることにそって据え回しもどのように仕込んでいくかは組み立てていった方が良いと思います。
最初はセオリー通りに進めていきます。
うまく手に据わるようになって来たら、愛鳥の鷹たちの世界をひろげてやるために据え回しに移ります。
据え回しとは何かと問われれば、私は環境馴らしであると言いたいです。
まずは小屋内で経験を積んで行かせます。小屋はヤツラの生活の場ですので、ここでの据え回しは難しいことはないと思います。良く見ている風景の中で小屋内をグルグル飼い主が手に据えて鷹が驚かないようにして時計周りで回ればよいはずです。
据え回しは一般には左手に鷹を据えている想定で時計回りになりますが、逆の手の方はきっと反時計周りになるのでしょうね。
法則ば鷹の顔の向いている方向で前進していくことでしょう。
小屋内が問題なく終了したら、いよいよ外界に連れ出します。小屋の扉の外は連れ出すと必ず警戒が入ります。
最初は小屋の周囲の馴らしから始めていきます。もしどうしても警戒や怯えが出てくるようでしたら、夜据え回しから始めた方が良いでしょうね。
視覚情報を絞れる夜だったら鷹たちも安心して散歩できるはずです。晴天の真昼間なんていきなりはヤツラは無理なんです。
夜から始めて、その後は日の出前なんかは慣らしていくのに一番良いはずです。
日中の据え回しは猛禽の視覚的刺激物(色合いの派手な対象物。人e犬・ネコ・子供自動車・バイクなど)を極力合わせないようにしていかないといけません。
もし据えた鷹たちが驚きそうな物体に遭遇したら自身の体で覆い隠して口餌をかけて行きます。
恐怖と警戒の頭を食欲の方向にすり替えていくのです。
口餌をかけながらも少しづつ刺激物に目馴れさせていかなくてはならないです。
夜間であっても、外灯ちかくに行くとヤツラは何でも見えますから、これも口餌をかけて少しづつ馴らして平気にしていかないとです。
こと据え回しは外界の物体に慣らしていくことが目的であり、長い期間の中で馴らしていくことが要求されます。
驚くと必ずベイトしますからね。
ベイトせずに2キロも散歩出来るようになってくると口餌をあまり食わないで帰って来れるようになってきますから、そうなってきたなとな.感じたら、次は渡りに移行出来ます。