Sさんとの鷹の話・狩りの話 | sukimonochuuのブログ

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猛禽に魅せられた好者で数奇者の日記

※ 猛禽類は肉食の鳥である為、残酷と思われる画像や記事が含まれる場合がありますので、嫌悪感を持たれる方は閲覧を御遠慮願います。ブログ主は委細かまわずに記事アップしていきます。

鳩をいただきに行ったとき初めて会いました。

 当地新潟でタカ類の狩りを長年してきて、今はブリーダーとなっているお話を色々と伺ってきました。

 Sさんの狩りをしていた当時、ハリスでの兎狩りか得意だったそうです。話を聞くとカモ猟などとちがい独創的な猟に聞こえました。日本の鷹狩というより海外のハリスのウサギ狩りに近い狩り手法で、どこから学んだのですかと聞くと野ウサギの性質から自力で技術を積み上げていったそうです。

いったん木に上げて鷹が獲物を探します。個人の手法なので詳細は省きます。日本式のグローブからの投げではウサギ狩りは成功しにくいとのこと。ウサギの習性を良くしりタカに当てるよう導いていくのがコツだそうです。狩りのことはすべて独学で積み上げていったそうです。

 私も思っていた事ですが、当地新潟ではタカを使った狩りをする人は全くいなくて聞きたくても聞けないのが実状だったとのこと。

 

 小鳥の狩りの話も面白く、小鳥狙いはやはり小鳥を追いやすい猛禽を選んだほうが小鳥類には脅威であるとは言ってました。私の防鳥にたいして話をしてくれたのでしょう。ただ私が鳥追いしたいのは梅雨期から夏の盛期なので狩ってしまうと狩猟法違反になりますから、鈍重ないかめしい鳥に鳥追いをさせるつもりで私は考えています。もしうまくいかなかったらアドバイスを受け、小型猛禽も検討してみようかな。と考えるようになってきました。

 

私の考えでは、自然生物は生存のため自分より体の大きな他種生物に恐れを抱くのが常であり、釣りで親しんできた魚類でもそうであったし、多分鳥類もそうであると思います。ハリスのペアレントのメスを選ぶのはそのためです。用は追っ払いに使い狩らなくてもok。猟欲だけは強くて小鳥に向かっていき、平原でない林の中を追い回し、夏に使用なので比較的換羽が一気に来ない猛禽種でかつ私のやりたいカモ猟に使える一羽として結論をだしたのがハリスメスです。

 話が脱線しましたが、Sさんも饒舌で猛禽と狩りの話では時間を気にしないで色々な話が聞けました。本当に猛禽が好きなのでしょうね。