どっどうしよう!
スターが捕まっちゃった!!
ムーンは落ち付かない気分で足をもぞもぞさせた。
スターはまだムーンに気づいていない。
いろんな猫に見られて居心地が悪そうだ。
ストームはそんなスターを促し、レイクの前に立たせた。
レイクは警戒するような目でスターを見た。
「単刀直入に言う。なぜ我々のなわばりにいたんだ」
レイクは尻尾の先をぴくぴくさせながら聞いた。
スターははじめ無視しようと目を逸らしたが、レイクが鋭くうなったので、再び、レイクに目を向けた。
その目にはムーンが始めて会ったときのような鋭さが浮かんでいた。
「別にあなたたちを脅かすつもりはないわ」
スターは怒りと恐れを抱いた目でレイクを見据えた。
「ならばすぐに出て行け」
レイクはスターの目を見つめながらいった。
スターはまた目を逸らし、前足をもぞもぞさせた。
そして悲しみと絶望の色をした目でレイクを見上げた。
「お願いします。今はまだここにいさせて!」
スターはすがるように言った。
レイクは何も言わず次の言葉を待った。
「お願い。今私が帰れるところはないの。このまま戻ったらまた・・・・・」
そう言い疲れた様子でどさっと座りわき腹の傷を舐めた。
レイクが口を開きかけたが、ある声にさえぎられた。
「族長、もしかして一族に迎え入れるつもりですか?」
そう言ったのは長老のサンだ。
警戒するようにスターを見た。
「脅かすつもりがないと言ったとしても信用はできないわ!」
そうだ、と言うように何匹かがないた。
レイクは困ったようにシャドーを見た。
シャドーはレイクと目が合うと分からないと言うように首を振った。
またスターに目を移した。
スターはすがるように目を向けた。
レイクは少し考えてから一族を見渡した。
「俺は、、、こいつを少しの間だけキャンプに置いておいてもいいと思う」
きっぱりと言った。
一族からは抗議の声が響く。
レイクは尻尾を振って一族を静かにさせた。
「傷ついた猫を放っておけるか?そんなことをしたら先祖の魂が悲しむ」
レイクは落ち着かせるように言った。
でも一族からは抗議の声がまだ聞こえる。
ムーンは困った。
今スターを追い返してもいいのだろうか。
どうにかして一族を落ち着かせないと・・・。
するとトールロックの下から透き通る声がした。
「何を言ってるの!ここまで傷ついている猫を放っておけと看護猫にも言う気?」
その声の主は、ウォーター族の看護猫。リーフだ。
「こいつの言う通りだ。傷ついた猫は放っておきたくない。
少しの間、怪我が治るまでならいいだろ」
レイクはリーフに感謝の眼差しを向け、一族に言った。
一族はまだ気に入らないようだったが、族長が決めたことだからしぶしぶ認めた。
レイクは頷き、トールロックからおりた。
族長がトールロックからおりたら集会終了の合図だ。
一族はそれぞれの分担に分かれて行った。
ムーンはスターのそばに行きたかったが族長たちがいては無理だ。
レイクとシャドーはスターに近づき話出した。
「おまえはどこから来たんだ?名前は?」
シャドーは質問攻めをした。
スターは少し迷惑そうに体を起こし答えようとした。
でもスターが話し出すより早く、看護猫のリーフが来てシャドーとスターの間に入ってきた。
「副長。お話はあとでしてもらえますか。今は傷の手当てをしてしまいたいんで」
そう言って、一番大きな傷口に薬草を当て始めた。
副長は不満そうにうなったが族長に頷かれたので、パトロール隊を集めてキャンプを出て言った。
ムーンはもう少し見ていたかったが、レインに呼ばれた。
「ムーン、行くぞ」
「う、うん。今行くよ」
そう言いスターをチラッと見た。
リーフの言うことに何回か答えているのが見えた。
また明日会えるだろう。
そう思いレイクのあとを追って雄部屋に戻った。
☆サン 【太陽】
黄褐色の猫。♀。
ウォーター族の長老。少し短気。
☆リーフ 【葉っぱ】
薄茶色の足が白い猫。♀。
ウォーター族の看護猫。怪我をした猫には優しい。
弟子は濃い灰色の猫のストーン 【石】
☆あとがき☆
なんか今スランプかもw
だって浮かばないんだもn((
どうしよう。。頑張って抜け出さなければ!!
でわ^^ノ