源氏香を体験す
みーぽんこと、生田未歩です
昨年は、ラジオで香木に関するお話を聴いて以来。
東京での、香り展に行ってみたり
奈良での、正倉院展で香木の蘭奢待を観たり
何かと、“香り文化” に触れる機会も多い年でした。
その中で出会ったのが、“香道”
茶道や華道はよく耳にしますが
正直、香道って聞きなれないものでした。
でも知ってみると、やりたくなったりして・・・
ということで
香席を体験してきましたー
私が体験したのは、志野流という流派の
「源氏香(げんじこう)」という組香(くみこう)です。
組香というのは、香りをあてるゲームのようなものです
実は、源氏香がやりたくて仕方なく
それが出来るところを探しました(笑)
源氏香は
5種類の香木(小さなかけら)を
それぞれ紙に包んだものを、5包ずつ。
合計25包を混ぜ合わせて、無作為に5包選びます。
選んだ5包は、全部同じ香木かもしれないし
4包は同じで1つだけ違うかもしれない。
又は全部違う香木ということもあり得ます。
パターンは全部で52通り。
パターンは図で表されます。
選ばれた5包の香木を①~⑤として
という具合。
この形たち
家紋で使われていたり、和風小物に柄として使われていたりしますよね
こんな意味があるとは知りませんでしたー
また52パターンに対して、
源氏物語の各巻の名前が割り当てられています。
※ただし、最初の「桐壷」と、最後の「夢浮橋」は除く。
このことから、源氏香と言うそうな
です
これだけで、なんだか面白い!!
そして、おしゃれだー
5種類の香り いざ聞き比べ
続き次の記事、貴重品 で
by 生田未歩(みーぽん)
<関連記事>
②貴重品