自分的に恒例のお題です

 

4月から6月にかけて放送されていた春アニメの中で私が見ていた作品の感想をまとめておきます

 

あくまで私の個人的主観(好き嫌い)での感想となります

 

そのうえで例によって個人的に楽しめた作品順で挙げてきます

作品によっては多少のネタバレあります

 

 

それでは早速1番良かったと感じた作品から

 

 

『アポカリプスホテル』

 

 

これは本当に素晴らしかったキラキラ

 

アニメ史に残る名作と言っても過言ではない気がします

 

笑いあり感動あり

しんみりしたり泣ける流れ

  …なのに必ず入れてくる笑いネタとか

 

見ていてもう感情が迷子でしたwww

 

原作にしばられないオリジナルアニメの良さを最大限に活かし切ってる感じがしましたねえグッ

 

こういうのを「やりたい放題」とも言う

(超褒めてますw)

 

 

単純に見ていて楽しいSF作品だけど

実は毎話その裏には常に深いテーマが語られていたように感じていました

 

5話のウイスキー作りの回や8話のヤチヨさんグレる回などが特にわかりやすいけど

この作品を通じて語られた芯の部分のテーマは

 

「変わっていくものと変わらないもの」

 

だったように私は解釈してました

 

そう考えると作中での時間経過が100年単位で進んで行くことは物語の設定上である意味必然だったし

 

9話で結婚式と葬式を一緒に「祝う」という、

人類的には想像のはるか斜め上な展開も

人類がいない世界だからこそ考え付く価値観からの発想で

 

その前提のうえで見ると9話も

「変わるもの、変わらないもの」を視る者に問いかけていたのでは?

なんて考えてしまいます

 

 

それにしてもヤチヨさん、

最後までオモロかった爆  笑笑い笑い

 

 

 

ラストの「なに笑うてんねん!」はヤチヨさんにしてみればホントそうだしwww

 

「人類のバカああああ!!!!!!」で

最後にイースターエッグ・プログラムで口笛を吹いて終わりて笑い笑い

 

サイコーにオシャレな終わり方でしたねえ拍手拍手拍手

 

 

 

『日々は過ぎれど飯うまし』

 

 

私は日常系アニメ大好きで

今期も日常系作品いくつかあったけど

 

『ひびめし』はダントツに良かったです!

 

毎話ほのぼのと幸せな気持ちにさせてくれて

 

しかも飯テロアニメとしての軸は最後までまったくブレなかったw

 

特別な事件やイベントが起きるわけでもなく、

ごくごく普通の日常を描いているだけなのに笑えるエピソードも多くて

しっかり面白い

 

こういうのが見たかった!

っていう満足度がとても高いアニメでした拍手拍手

 

 

この作品も原作の無いオリジナルで

 

ネットでは原案のあっと先生作品の『のんのんびより』感がとても感じられるとの反応が結構寄せられていたのですが

 

私は『のんのんびより』は未見だったので、その意見がとても気になって今さらながら見てみたら

 

うん、確かに

ファンの方たちが言ってた通りだった上差し

 

あまりに面白くて

『のんのんびより』は私が視聴したdアニメストアでの配信分では1期から3期まで全38話あるけど

数日で一気見してしまいましたてへぺろw

 

『のんのんびより』TVシリーズを全話履修してわかったことは

 

『ひびめし』の面白さ・満足感は

あっと先生の作風によるところが大きかったように思いましたOK

 

 

 

『ウマ娘  シンデレラグレイ』

 

 

シングレはとにかく熱かった

 

…って、分割2クールアニメなのでまだあと1クール分残ってるけど

 

熱い展開がテンポ良く進んで、

演出に加えて構成も見事だったと感じます

 

 

私はアニメで出てきたレースの本物のオグリのレースをアニメ見終わってから探して見ていたけど

 

本物のオグリが走ってる姿を見ると不思議と涙が出てくるんですよね

 

当時の日本中のファンの期待を背負って走っていたその姿に

今さらながらぐっときます

 

そうやって実際のレースと比較してみると

アニメでのレースはレース運びも着順も史実通りで

 

しかもアニメ放送の翌日に配信されるWEBの解説記事によると

アニメ劇中のセリフの多くが実際に当時の関係者による言葉を元にしているそうで

 

史実の様々な出来事や当時の関係者の思いを丹念に調べて練り上げられた脚本からは

オグリキャップという実在の名馬を最大限リスペクトした物語になっていることがよくわかります

 

第2クール放送開始は今年秋なので

期待して待ちたいと思います

 

 

 

『リコリス・リコイル  Friends are thieves of time.』

 

 

他のアニメが3ヶ月 全12~13話なのに対して

リコリコはショートムービーで1話3~5分で全6話しかないので

 

他のアニメ作品と同じ土俵で語るのは違うかも知れないけど

 

でもねえ

 

このショートムービーの満足感はマジで素晴らしかった拍手拍手

 

なにが凄いって

 

1話あたりたった3~5分のショートストーリーなのに

ちゃんとリコリコなんですよねおねがいキラキラキラキラ

 

しかもリコリコ成分が濃い!

 

その満足感たるやハンパない照れ

 

 

そして最終話のラストでEDテーマの「花の塔」が流れてきたのには

 

・・・

 

これはファンなら泣くでしょ。。。

(悲しい意味で)

 

 

 

小市民シリーズ  第2期

 

 

このキービジュには瓜野くんいるんだ

ふーん

お気の毒に(まあ自業自得だけど)てへぺろ

 

 

私はミステリー物語は苦手ジャンルだし

この作品の場合特に小佐内とかいう性悪女が大嫌いなので

シリーズ序盤はほぼ興味なく惰性で見ていた感じだけど

 

物語的には尻上がりに面白くなっていった感じですね

 

てか

ミステリー苦手な自分の場合は章の結びを見終えてからもう一度最初から見直さないとそれまでの場面場面で語られていた物事との因果関係が理解しきれないので、

 

栗きんとん事件では17話を見終えてからもう一度11話から一気見

ボンボンショコラ事件では22話を見終えてからもう一度18話から一気見

なんていう時間的にムダなことをしていて

 

こんなことならリアタイ視聴ではなく配信でそれぞれ結論回を見てから最初から見れば無駄がなかったな、、、

なんて心底思いました

 

ネタがわかってから見るなんてミステリー好きの人にはあり得ないタブーですよね

つまり、それほどに私にはミステリージャンルが合わないってことですw

 

この作品はだけど、アニメーションとしての演出やビジュアルは冴えわたっていましたね

 

そこはとても楽しめました

 

 

 

忍者と殺し屋のふたりぐらし

 

 

倫理観ブッ飛んでてオモロかったあ爆  笑笑い笑い

 

最後には瞬殺で葉っぱにされない展開に

「アレ?どうした?」って思ってしまうほどw

 

死者とのコミュニケーション(?)や謎の医療技術とか

 

もうなんでもアリの設定もバカおかしくて笑えた

 

後半ほどシャフト感隠そうとしなくなった映像と演出も楽しめましたねえ

 

 

 

WITCHWATCH

 

 

面白かったんだけど

 

11話からのシリアス展開は個人的には興ざめだったなあ

 

やっぱ少年ジャンプ原作だなあ って感じ

良くも悪くも

 

あと、やたら他作品ネタのパロディをブッ込んできて

それら元ネタを知ってる人には大受けだったろうけど

 

それらの少年マンガ系をほぼ見てない自分には終始「?」状態でしたね

 

ギャグエピソードは面白かったです

爆笑でした

 

 

 

薬屋のひとりごと  第2期 (2クール目)

 

 

まだ2期最終回が放送されてないけど

とりあえず一番大きな物語は終わった

…ということでいいのかな? 原作知らんけど

 

ここまで1期 2期 全4クール分 47話(現時点最終回未)で描いてきた物語だけあって

あらゆることが複雑に絡み合ったスケールの大きい本格派ミステリー作品でしたね

 

とはいえ

先にも書いた通り私はミステリージャンルまったく合わないので

ミステリー好きな人には神作なこの作品であっても

自分には「まあ面白かった」くらいですけど

 

 

ひとつだけ文句言うとしたら

日テレ系で放送というのが

放送局ガチャというのがあるとしたら大ハズレでしょプンプン

 

放送枠の都合で毎度放送開始時間が変わったり

…本来は23:00なのが定時刻守られた週は数えるほどしかない

 

放送が無い週も何度かあったり

その結果が最終話が7月にズレ込むという体たらくだよムカムカムカムカ

 

これだけのビッグタイトルをそういうぞんざいな扱いをする日テレには

もはやTVアニメを放送する資格は無いとすら思うね

 

 

 

ボールパークでつかまえて

 

 

地味だけど良い作品でした

 

ただ個人的には

ファイさん演じるルリコが出てくるエピソードをもっと沢山見たかったかな

 

ルリコが出てくるとほんと面白かった

 

 

 

片田舎のおっさん、剣聖になる

 

 

見始めた頃はこのアニメ面白いかも って思ったけど

 

だんだんとハーレム展開になっていってすっかり冷めた

 

久々に出会う弟子たちがなんで女ばかりなの?って

 

かわいい女性キャラ出しときゃ盛り上がるだろ的な安直な設定に感じて個人的には評価爆下がりです

 

 

コミックス原作勢からは小説原作展開のアニメに不満大爆発だったみたいだけど

アニメ勢の自分にはそこで言われてる論点はまったく気にならなかったです

 

でも原作勢の方々から見れば

念願のアニメ化で原作と違う描き方されると失望感ハンパ無いですよね

 

そこはとても理解できます

 

 

 

ざつ旅 - That's Journey -

 

 

見ていてとにかく旅をしたくなる良作だったと思います

 

ただ、個人的にはサブキャラの存在が雑音でしたね

ほんとにあくまで個人的な感想だけど

 

ひとり旅での一人称視点の時の方が旅先でのちょっとした出会いや気付きのエピソードが心にスッと入ってくる印象がありました

 

という視点で振り返ると

旅をしているけど旅先での人との交流・触れ合いはあまり描かれない物語でしたね

 

別に実際の旅の価値は人それぞれだし

 

私自身も旅先で積極的に現地の人と話したりはしないので

そういう旅自体は否定するどころか共感しかないんだけど

 

物語として描く旅としては

なんだか今ひとつ印象が薄いなあ  と感じました

 

 

 

ある魔女が死ぬまで

 

 

個人的にはちょっと期待していた展開と違いましたね

 

もっとメグが人々の嬉し涙を集めていく感動系の物語かと勝手に思っていたけど

全然関係のないエピソードが延々と続いてた印象でした

 

原作通りなんだろうけど

だとするとアニメ1クールでは本当の物語にはまだ全然踏み込んでないって感じなんですかねえ

 

 

 

ロックは淑女の嗜みでして

 

 

うーん、、、

ガチなロックを見せられても自分よくわかんない

 

演奏のどこが凄いのかわかんないので肝心のカタルシスが感じられない

 

いいとこのお嬢様の集う学園という設定の必然性も私にはよくわかんない

 

あと

主人公のりりさの超どデカツーサイドアップの髪型がギター演奏中に邪魔でしかないし

見ていてもウザイw

 

ドラマーの黒鉄音羽(くろがねおとは)の中の人

島袋美由利さんの演技は素晴らしかったですね

 

前クールの沖ツラですずちゃんの声をやってたのと同じ人だとはとても思えません

 

 

私には合わなかったけど

ロック好きの方にはしびれる物語なのかなとは思いました

 

 

 

男女の友情は成立する?(いや、しない!!)

 

 

序盤は結構楽しめたんだけど

なんだか段々と青髪のメインヒロイン ひまりちゃんが理解不能になっていって

(まあ最初からそんな感じではあったけどw)

 

取り巻きの行動や言動も私にはほぼ理解不能な物語でした

 

 

 

mono

 

 

学校の写真部を存続させてっていう

1話でのお話はどこ行ったの?

 

ってくらいにとっ散らかった話でしたね

 

主人公たち3人組がまったく登場しない回もあったし

 

最終回で思い出したようにようやく高校の部活の話題を出してきたくらいで

 

旅なの? グルメなの? 漫画家の話なの?

それとも山梨の紹介アニメなの?

 

終始軸がブレブレで

結局この物語は何をやりたかったの?

って感じでした

 

これを見てやっぱ私はこの作者さんはまったく合わないということがよくわかった

 

だから人気のゆるキャンですらも自分は1話切りしていたんだな

と納得

 

ゆるキャンが好きな人にはとても人気だったみたいなので

否定的に感じているのはあくまで私くらいなものだと思います

 

 

 

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ふう、、、

 

こうして振り返るとなんだかんだ言いながら自分的には春アニメは結構見てたほうだと思いました

 

リアタイ視聴だけでなくお気に入りアニメはリピートしてたり

さらに『のんのんびより』を一気見したりとw

結構忙しかった

 

 

そして7月からの夏アニメがいよいよ始まるけど

夏アニメは私のお気に入り作品の続編や超期待の新作も目白押しって感じで

 

個人的にリアタイ視聴はかなりキツくなる予感がしてます(^^;タラー