7月になってTVアニメの夏クール放映が始まりました

 

私が視聴予定にしていたアニメも1話

早いものは2話まで見終えたので、

見始めた作品についてのアレコレをまとめておこうと思います

 

私が夏アニメスタート前から視聴予定にしていた作品は全部で8作品で、

普段は10作品くらい視聴している自分的にはやや少なめのクールかな?

と思っていたのですが

放送開始後のネットの反応で気になった作品も追加していったら

4つ増えて12作品が視聴対象になりました

 

そんなわけで開始直後の現時点では普段より逆に少し多めに見ているクールになってます

 

 

ということで

今のところの私的に期待値が高い作品順にあげていきます

 

 

【負けヒロインが多すぎる!】

 

 

私が視聴予定に入れていた作品の中で一番最後

一昨日7/13から始まったアニメ

 

最後に放送スタートで自分の中ではいきなりのベスト作品になりました!

 

この作品はアニメ製作会社がA-1 Picturesということだけで放送前から自分の視聴予定に入れてたんだけど

期待に違わず  ていうか期待値以上の

さすがA-1と言うべき圧倒的なビジュアルと演出で冒頭から目が釘付けになった上に

 

さらに物語もなんかとても面白くなりそうで期待値大

 

1話ではいかにもちょっと残念な負けヒロインムーブをかませてくる杏菜がユニークで

 

ああ、こういう感じの物語か

 っていう1話での掴みが完璧でしたグッ

 

さらにエンディング曲に痺れましたねえラブ

イントロが流れ始めて「これはっ!!」ってなった

 

なんと懐かしいhitomiさんのあの名曲

「LOVE2000」カバーキラキラ

 

 

今聴いてもいい曲ですねえラブラブ

それに実写も交えたビジュアルセンスも抜群なEDグッ

 

この曲は1話の負けヒロイン 八奈見杏菜によるEDテーマ曲ということで

 

ということはキービジュには他に2人の女子がいるので

その子達メインの回ではまた違うテーマ曲が登場しそうで

それも楽しみですね

 

負け側の物語ということで

普通のラブコメとはちょっと違った切り口の味わい深い作品になりそうで

今後の展開がとても楽しみなアニメです

 

 

 

 

 

【義妹生活】

 

 

この作品は元々は視聴対象に入れてませんでした

「義妹」って

またよくあるテンプレ義理兄妹恋愛物語か  と

タイトルだけで0話切りしていた作品

 

ところが1話放送後のネットの反応がかなり良くて

一応見てみるか と遅れて配信で見てみたら

あまりの良さにビックリ

 

ただ万人受けはしないかも知れない

ジャンプ系に代表されるようなやたら賑やかで派手な作風が好みの人には、このアニメは静かすぎて物足りなさを感じるかもしれないですね

 

ただ、

その静かであくまでもしっとりと流れていく画面に見入って、登場人物達の声にならない心の機微を様々な演出の中から感じ取ることで物語に没入するようなタイプの作風が好きな人には、この上ない至高の出来のアニメだと感じます

 

セリフだけでなく「間」やカットの見せ方で観る者に伝えてくる演出の奥行きが深いアニメ

 

劇場アニメで例えると『リズと青い鳥』のような感じですね

 

私はこういうじっくり見せる(魅せる)タイプの作風は大好き

まるで名作の映画を観ているような作品です

 

 

そして作風だけでなく物語も

「義妹」というタイトルから、よくあるテンプレの安直でファンタジーなラッキーなんとか展開かと想像してたら

全然違った

 

親が再婚して双方の連れ子がたまたま同い年の男女で

というところまではテンプレだけど

 

この作品では「他人」がひとつ屋根の下で同居生活を始めるとどういうことが起きるか?という「同居」の段階から「家族」になっていく過程がこと細かに描写されていて

 

互いに「他人」として気を遣いながらもその暮らしに馴染んでいこうとする中で起きる、これまでの自分達の生活とは少し違う「なにか」を

ひとつひとつとても丁寧に拾って画面の中に落とし込んでいて

 

私は1話エンディング後のCパートの描写から特にそのような物語の方向性を強く感じました

 

義理兄妹の恋愛に発展するのかは原作未読なので知らないけど

そのことよりもむしろ「家族」ということの意味を考えるきっかけになる物語かも知れないですね

 

多分ハマる人にはめちゃハマる作品だと思います

 

 

 

 

 

【小市民シリーズ】

 

 

3番目に取り上げるから自分の中でのベスト3のひとつというわけではなく(^-^;

静かに流れていく演出が義妹生活と似ているので先にあげておこうかな と

 

 

京アニ作品で有名な『氷菓』の原作者さんによる推理小説シリーズが原作のアニメ

 

学園ミステリで謎解きの展開は氷菓と同様で主人公の謎解きマン男子も似た雰囲気だけど

ヒロイン女子は氷菓の千反田える「わたし、気になります」のような特徴的な個性の子に対して、本作では物静かで控え目な女の子

 

この控え目なヒロイン 小佐内ゆきに羊宮妃那さんの声はハマりすぎなくらいハマってる

 

そして2話まで見た限りでは小市民シリーズも義妹生活に負けず劣らずとても静かにしっとりと展開している印象が強いです

 

劇伴(劇中曲)が控え目な演出もその印象をさらに強めている感じ

 

私自身は推理ものは苦手なジャンルだけど、アニメの演出や画面作りはとても良くて私の好きな作風で

この作品もまるで映画を観ているようなとても質の高いアニメだと感じます

 

画面の上下に黒帯が入って画面アスペクト比がシネスコサイズなところからも映画に通じる演出意図が伝わってきますね

 

今期は映画のような質の高い作品が多いなあ照れ

 

 

 

 

 

【時々ボソッとロシア語でデレるアーリャさん】

 

 

ここまであげてきた作品とは違って

というか、こっちが深夜アニメの本流ではあるけど

 

タイトル名が長くて説明臭いw なろう系ラノベ小説原作アニメ

いわゆるな隣の席の子の学園ラブコメ

 

私の場合は主役のロシア語を話すアーリャの声をロシア語得意な上坂すみれさんが演じるということで放送前から気になってた作品

 

なんたって自分的には上坂さんのロシア語セリフはガルパンでしか聴いたことないしw

 

まあ聴いてもロシア語はわからんのだけどww

 

1話を見た感想は

まあ悪くはないけどありきたりなラブコメかな?

って思ってたんだけど

 

最新の2話がチョー面白かった爆  笑笑い笑い

 

1話ではお嬢様系キャラとして登場していたヒロイン周防有希の本性が2話で明らかにされて

 

いたずら好きな彼女がいじることによってアーリャがぶっ壊れるって構図がめっちゃ面白い爆  笑笑い笑い

 

普段は容姿端麗で清楚系お姫様タイプのアーリャが

政近や有希と絡むことで色んな表情を見せてくれる、

ギャグ要素強めなラブコメって感じですかね?

 

 

変顔のアーリャはアーニャとそっくりなんだがwww

名前まで一字違いで間違えそうてへぺろ

 

 

物語の内容だけでなく

エンディングが毎話その回のテーマに沿った選曲を上坂すみれさんカバーの歌で毎回変えてくる贅沢仕様のようで

 

1話の「学園天国」なんて、

もう懐かしすぎて嬉し泣きだよ笑い泣き

 

 

アニメの出来もとても良いし

なんか知らんけど毎話サービスカットではフェチ度高めな

そこだけ超絶作画で製作陣も楽しんでる感がまた面白いし

 

OP映像にも動画工房らしさ 

っていうか『推しの子』にも似たこだわりを感じるし

 

今期アニメの中では広く人気になりそうな作品ですね

 

 

 

【しかのこのこのここしたんたん】

 

 

 

アニメ放送前からOPイントロ1時間耐久動画700万再生超え

そして放送開始直後に配信されたOP動画↓は

 

 

1週間も経たずに楽々1000万再生を超え、

公開から11日目の今現在は1300万再生超えという大バズりを見せているという

 

「しかのこのこのここしたんたん」

 

この呪文のようなタイトルをスラスラと言えるようになったら

あなたも立派なシカの仲間入りです(?)

シカせんべいをどうぞwwwww

 

「考えるな、感じろ」

と公式がPRする通り

このアニメを見て考えたら負けですwww

 

「なんでそうなる?」

とか

「ツノのあるシカはオスだからのこたんはオスなのか?」

なんてことを考えてしまうような人にはまったく向かないナンセンスギャグアニメ

 

自分的には1話に比べると2話はのこたんパワーが控え目に感じたけど

実は期間限定で無料公開されていた原作1巻を私は読んでみたので

この後またとんでもないギャグ展開が炸裂するであろうことは知ってますニヤリ

 

「やっぱこれからの時代、シカだと思うんだよねえ」

   by のこたん

 

とにかく頭を空っぽにして何も考えずに観るのが吉てへぺろ

 

 

 

 

 

【疑似ハーレム】

 

 

この作品は「ハーレム」というタイトル名から敬遠して0話切りしていたけど

ヒロイン 七倉 凛の声を早見沙織さんが演じるということで

そこだけはちょっと気になっていた作品

 

で、1話を見てのネットの反応がこれもすこぶる良くて遅れて視聴してみたら

 

うん、このアニメは面白いOK

 

「ハーレム」ってタイトル名だけど実際に沢山の女子に囲まれるハーレムというのではなくて

ヒロインの凛が演劇部に入部して

好意を寄せる先輩の北浜 瑛二の求めるままに色んなタイプのキャラを演じて会話する

 

つまり瑛二にとっては凛ちゃんが沢山のキャラを演じ分けして会話してくれるからハーレムのよう  という意味

 

なのでこのアニメでは早見沙織さんのツンデレボイスや清楚キャラ、小悪魔やブリっ子ボイスなどなど

ひとつの作品の中で早見さんの色んなキャラの演じ分けを堪能出来るというわけ

 

そういうコンセプトが新しくて面白いのと

ショートストーリーをテンポ良くつなげていくアニメの展開も4コママンガ風で面白い

 

ちょっとこれまでに見たことないようなギミックのラブコメって感じました

 

 

 

 

 

【物語シリーズ オフ&モンスターシーズン】

 

 

言わずと知れた(?)

超人気シリーズ「物語シリーズ」の最新作です

 

私の大好きなシリーズなのでこれを見ないわけがない

 

ただ

ABEMA独占配信っていうのだけは個人的にいただけないですねえ

 

ABEMAはCMがやたら長くて見辛いったらありゃしない

メニューから作品への入り方もメッチャわかり辛いし

 

おまけに普通のレコーダーで録画も出来ないので無料配信期間が終わったら見られなくなる

 

地上波か、それともdアニメストアのようなまともな視聴環境のサブスクチャンネルで配信してもらえんだろうか

 

 

そういえば1話では斧乃木余接(おののきよつぎ)の超長ゼリフを早見沙織さんが演じていて

 

 

久し振りにあのよつぎボイスをたっぷりと楽しめました照れ

 

疑似ハーレムといい、今期アニメは早見さん大活躍ですねえ

 

 

 

 


【逃げ上手の若君】

 

 

Clover Works製作ということで気にはなってたけど

私は戦国モノとかまったく興味が無いので0話切りしてました

 

なんたって日本史なんて万年赤点ギリだったし、エッヘン(笑)

 

ただこのアニメも放送後にめちゃくちゃ評判が良くて遅れて見始めました

 

確かにさすがClover Worksというか

超絶なクオリティのビジュアルで見せてきますね

 

そこは凄いとしかいいようがない拍手拍手

 

ただやっぱ私は戦国時代の物語って興味が無いし歴史を知らんし

バトルアニメ自体が最近は特に興味無くなってきたし

 

作画が超絶なので一応最後までは見るつもりだけど

物語としてはみなさんが絶賛するほどには自分は興味がありません

 

 

 

【推しの子  第2期】

 

 

大人気アニメの第2期ですね

 

私は世間の評判ほど推してるわけではなく

まあ人気作なので見てるって感じだけど

 

ちょうど2話の原作改編テーマは時事的にその仕組みを知ることの出来る物語になっていると思いました

 

推しの子で唯一 有馬かなだけは好きなキャラクターです

CVの潘めぐみさんは『しかのこ』ののこたん役もやられてますね

 

『推しの子』の放送後続けてABEMA最速先行で『しかのこ』放送なので

潘めぐみさんの演じ分けを楽しめるタイムスケジュールにもなってます

 

推しの子にしかのこって

しかのこチームはわざと当ててきたのかな?w

 

 

 

【真夜中ぱんチ】

 

 

PAワークスらしい賑やかな感じのオリジナルアニメ

 

ヴァンパイア=吸血鬼の出てくる物語で

1話の飛行シーンはその夜の色使いといい『よふかしのうた』のオマージュのようにも感じたけど

 

面白くなっていくのかどうかは今のところ自分にはまだよくわかりません

 

 

 

【菜なれ花なれ】

 

 

こちらもPAワークスのオリジナルアニメ

 

高校のチアリーディングの部活青春物語

かと思っていたんだけど

 

1話ではパルクールに焦点が当たっていたり

なんかやたら騒々しいキャラが出てきたり

 

主人公の女の子やパルクール好き女子は人間ではあり得ないような高いジャンプをしていて異世界ファンタジーのようでリアリティが感じられないし

 

なんだか2話までを見た限りでは話がどこへ向かうのか私には今ひとつわからない

 

ちょっと色々な要素を詰め込み過ぎなのか説明の尺が巻きすぎなのか

 

あまりに伝わるものが見つからなければ途中で切りそうですね

 

 

 

これが最後

 

【僕の妻は感情がない】

 

 

個人的に『イヴの時間』に代表されるようなアンドロイドと人間の触れ合い、AIに心は宿るのか?というテーマの物語は大好きなんです

 

『アイの歌声を聴かせて』はそのテーマでの最高傑作だと思ってるし

 

で、

この『僕の妻は感情がない』も「家電ロボット」とはいうものの

『イヴの時間』に出てくる家事をこなすアンドロイドとつまるところ同じなので

どういう展開になっていくのか

何をメインテーマとして描いてくるのか

そこら辺が私の個人的興味なんだけど

 

とはいうものの、ここに出てくる男性はさすがにちょっとキモイですね(^^;)

 

人間がアンドロイドに抱く恋心という展開だとしたら、

自分の求めてるところとは違ってくるなあ

 

…と思いながら見てる感じです

 

 

 

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今期私が観始めている全12作品をあげていたら超長くなってしまいました

 

私の場合はあまり共感出来ない作品だとすぐに見るのをやめてしまうので

はたしてこの12作品すべてを最後まで観続けるのかは今のところわからないけど

 

夏クールが終わったらまた感想をまとめたいと思います