映画 『すずめの戸締まり』
昨年の11月11日公開なので、もう2ヶ月半も経ちましたが
先週の土曜日 28日から入場者プレゼントの第4弾
「芹澤のものがたり」という小説本が配布されているということで
その小説本欲しさに(笑) また観に行ってきました
映画を観た人なら「芹澤」というキャラがどんな人物かはご存知と思いますが
あくまでもサブキャラではあるものの、登場人物の中では結構人気のキャラクターです
声を神木隆之介さんが担当されていることも、芹澤人気にプラスに作用しているのかな?
とも個人的には感じていますが
もちろんそれだけでなく
一見チャラい印象の彼は、劇中では物語後半を引っ張る重要な人物というだけでなく
物語中盤で鈴芽がある決心をして以降
それだけではストーリー的に重い展開になるなかで、目的地までの道中に笑いを添えてくれる存在であることに加えて
チャラく見えてその実はごく自然に他人に対しての気遣いが出来て、
且つ度量の大きさも随所で感じられるという
私個人的にもかなり気になっていたキャラクターでした
で、その芹澤のスピンオフ小説が配布されるということで
これは是非読んでみたい!
と、劇場に足を運んで貰ってきたのです
早速読んでみたのですが
これはいいです!
映画を観て芹澤のことが少しでも引っ掛かった人なら
絶対に読んで損はない内容です
『すずめの戸締まり』に限らず
フィクションの物語を創作する上では登場人物ひとりひとりの劇中には出てこない背景まで含めて深く練られていることによって、その物語の奥行きも増してリアリティも感じられるようになり、
結果的に物語全体への感情移入もより深まる
と思うのですが
今回の「芹澤本」を読んでみて
私が『すずめの戸締まり』を見て芹澤という人物に何となく惹かれていた理由がスッキリ解明しました
この小説本を読んでみると
劇中での芹澤の風貌や彼の行動 一挙手一投足に至るまで
すべて納得出来るのです
「なるほど、そういうわけだったか」
と
全てのピースがハマる快感すら覚えるほどに
この納得感は第3弾入プレで配布された環(たまき)本よりも個人的には大きいですね
というわけで
『すずめの戸締まり』ファンの方にはオススメの今回の入場者プレゼントです
全国合計50万名限定とのことで配布数は余裕があるように感じますが
入手したい方は早目に劇場へ行かれると良いと思います
入場者プレゼント告知のページ ↓