私のスーパーカブ
先月85ccボアアップキットを組み付けて
元が50ccのエンジンを
クランクがノーマルでボアだけ拡大だと市販キットを見る限り88ccが上限なので
今の仕様85ccでもボアとしてはかなり上限に近い
して
エンジンチューンをすると気になってくるのが
熱問題
ネットで見てるとボアアップにオイルクーラーもセット装着を推奨するコメントも見かけるけど(特にボアアップキットメーカーとか)
実際問題としてどれくらい油温が上がるのか?
それともまだまだマージンはあるのか?
こればかりは実際に自分の走行条件で油温をモニタリングしてみないとわからない
ということで、油温計を付けてみました
とは言ってもレースやるわけじゃないのでセンサーをクランクケースに取り付けるような大袈裟なものではなく
オイルレベルゲージと交換する簡易的なものだけど
まあ付いてないよりは参考にはなるだろうと
カブ用としていくつか市販されている中から
POSH製(中身はMADE IN JAPAN)のものにしました
有名なデイトナ製もあるけど
デイトナは目盛りが200℃スケールでムダに上まであって数値を読みにくいのと
(POSHは150℃MAXなので実用的スケール)
ゲージ部本体の厚みもデイトナ製はPOSHより厚くて
それでも実害はないだろうけど
自分には存在感主張し過ぎに感じたので
オイルゲージと交換して装着なので、オイル量のゲージも兼ねていて
長さはさすが専用品だけあってちょうどピッタリ
※ 油量はゲージをネジ込まず測定なので差し込んだ時にクランクケースに当たる部分(ネジ下端)から下の長さがゲージ長となります
たまにネジ込んで測定するのか質問している人をネットで見かけるので念のため。。
で、油温計に付属してきたOリングは少し純正より細いので、Oリングは元のゲージから外して組み替えれば装着完了!
超簡単取付![]()
![]()
いっぱいまでねじ込んだ状態で目盛り盤の向きは写真のように上下逆向きになりました
多分狙ってこの角度にしているのでしょうね
乗車姿勢で見た時の視認性を配慮しての角度設定なのかな?と思います
この角度だと針が真下付近を指しているときがほぼ適温だし
ゲージ面の厚みが薄めなので乗車中も邪魔にはならないですね
離れて見るとこんな感じ
さて、それで肝心の油温です
いつもの散歩コースを2時間ほど走ってみたけれど
今の真冬の気温(走行時は外気温8℃くらい)だと最高でも75℃まで上がらない
一番上がってる時で70℃でした
少しゆっくり目(50km/h以下ペース)だとさらに下がって
65℃くらい
これは適正油温よりかなり低めですね。。。![]()
せめて85℃くらいには上がってほしいんだけど
ボアアップしたからといってもそれほど熱的に厳しいわけでも無さそうかな?
全開で走っているわけではないからまだ何とも言えないけど
いつも走っている道が郊外で渋滞が無く
信号も少な目でGO/STOPもあまり無い上に
おまけに今の低い気温で空冷エンジンだと
熱が溜まる要素が無いから上がらないのだと思います
さらに油温がここまで上がるのは冷間始動後15kmほど走行してからでした
ということは今の時期は15kmくらい走らないと暖機も完全ではないということで
いくら小排気量とはいっても暖まるの遅いなあ![]()
もう少し暖かくなったらどうなのか?
そして山登りではどこまで上がるか?
とりあえず雪が溶けたら一度山を登って試してみます![]()
【2022/6/30追記】
連日の38℃を越える酷暑の中での湯温は
パイパスなどで少し飛ばし気味に60キロオーバーペースでしばらく走ると、最高で100℃くらい
標高800mほどの急な坂道が続く山を登ると、それでも最高で105℃くらいという感じでした








