映画『フラ・フラダンス』を観てきました

自分としては2回目の鑑賞

 

 

私の行ったシネマシティでは明日で上映終了なので

 

自分的には多分これが映画館での見納め

→映画館での上映が終る前にもう一度見ておこうと思って

 

 

それにしてもこの作品も人気は出なかったようで

今月の3日に公開されたばかりなのに

一ヶ月も上映が続きませんでした

 

とはいえ

ここシネマシティでは最初から明日のLASTまですべての上映がシネマ・ワン fスタジオでの水島監督音響調整による極上音響上映でかかっていたので

 

人気は今ひとつ盛り上がらなかったけどシネマシティ的には破格の扱いを受けて上映されてきた・・・

   とも言えますけど

 

 

自分的には公開初日に鑑賞して個人的な評価としてはいまいちだったものの

もしも同時期に公開中の『アイの歌声を聴かせて』が無かったとしたら

そしたら何回かは見に来たかもなあ? 

  的な思いもあったので

 

ならば映画館で観られるうちに

しかも音響調整された極音で

あと一回だけ観ておこう

と思ったわけです

 

 

 

二回目を鑑賞して自分の評価が上がったか?

というと

そういうことはなくて

 

やはり詰め込み過ぎでラストの盛り上がりをスポイルしているのがとても残念な作品という感想には変わりないのだけど

 

物語自体はとても良い作品なのです、実は

 

 

この作品はねえ、、、

あくまでも自分の感想で言わせてもらうと

ほんとに余計なストーリーを詰め込み過ぎもやもや

 

もっとシンプルに

「ひまわりの成長物語(仮称)」みたいな

(観てない人には「なんのこっちゃ?」だけどw)

このお話しを前面に出して、

これでラスト!って展開だったとしたら

自分的にはかなり評価が上がったと思うのですよ

 

 

最初はバラバラだった新人ダンサーチームの結束が固まっていき

「いわき回廊美術館」の夕景の中で5人が踊りを始めるこのシーンなんて

グッとくる最高のシチュエーションだし

 

そしてその5人が成果を披露するフラ選手権全国大会での踊りはやはり盛り上がるし

 

そのうえでシンプルに「ひまわりの成長物語」でラストを締めとけばなあ…と

 

2回目を観ても、やはりそう感じました

 

 

なによりスパリゾートハワイアンズで踊るフラガールの方々への強いリスペクトを感じるし

 

そして震災から10年が経った福島の人々の想いへ寄り添うストーリーも内包して

 

それだけでもう十分じゃん!えーん 

って思うわけです

 

なんか余計なストーリーまでごちゃ混ぜにしちゃったせいで、それらの大事なストーリーと感動が薄められてしまってるよなあ  と

 

だから個人的にはとても残念な作品ショボーン

 

 

他にとても良い点は

主役の夏凪日羽(なつなぎひわ)を演じる

 

福原 遥さん

(画像はフラ・フラダンス公式ページからお借りしました)

 

 

福原さんは『アイの歌声を聴かせて』のヒロイン「悟美(サトミ)」でも抜群に良かったけど

今作フラの日羽役でも素晴らしい演技を見せています

 

福原さんの声で日羽が本当に実在するかのような、とても生きたキャラとして作品を盛り上げてくれていることだけは確かグッ

 

福原さんは声優専業ではないけど

逆に専業の声優さんではないからこそ出せるとても自然なリアリティある声と演技こそがこの人の魅力だなと

本当に日羽にハマっていたと思います拍手

 

やっぱアニメにとって声のキャスティングは重要です

男性キャラは今作は大失敗だと思うけど

 

 

 

最後だからパンフレットも買っておいたチョキ

 

今回は右側のイラストカードが入場者特典でもらえました

 

 

 

本予告 1:11動画

 

 

劇中で出てくるこのアイドルライブが

実はある伏線になっているというウインク

「ありがとFOR YOU」LIVE  1:36動画

この場面でアイドルとして歌っているのは本作のメインキャラ声優陣

福原遥さん、美山加恋さん、富田望生さん、前田佳織里さん、陶山恵実里さんという

アニメだから実現出来るアクロバティックな(?)配役OK

 

 

最後に流れるこの曲はとっても良いですね
「サンフラワー」 4:11動画

本編の余韻を感じさせてくれるいい曲です