また『さよならの朝に約束の花をかざろう』ネタで

マキアがエリアルのおでこにキスをするこの絵はラストの回想シーンで一瞬出てくるだけですけど

（絵そのものは予告編動画からキャプチャしました）

この映画を観た方であれば、この絵だけでもウルッときてしまいますよね、、、

先週末もまた『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観てきました。

先週水曜日の仕事帰りにも観に行って、土日は3回観たので現在15回

・・・数多くの作品を次々観るのではなく、気に入った作品だけを集中して繰り返し観る派のリピーターである私にとっては、15回はまだまだ全然物足りない

この作品はこの先さらに上映が続いてくれれば、近隣で通える上映館が無くなるまではずっと通い続けたい、と思っています。

自分がこれまでに観た映画の中で文句なくトップレベルで好きな作品です。

上映される映画館の方は2月24日の公開から一巡して、多くの映画館で先週までに上映終了となりましたが、あらたに4月7日から始まった所や、5月から上映が始まる劇場も少ないながらもラインナップされたので、まだしばらくは観続けることが出来そうで一安心

→最新の劇場情報（さよならの朝に約束の花をかざろうホームページ）

この週末に観に行った映画館の中でのトピックスは、

この作品初めての日本語字幕付き上映を観てきました。

新宿のバルト9です

〔HPの日本語字幕上映告知〕

掲載ページはこちら

字幕付き、一度観てみたかったんですよねーo(^-^)o

それほど難しい単語も無いし、声優さんの発音はしっかりしているので、ほとんどのセリフは聞き取れているんですけど、それでも中にはちょっと聞き取れないセリフがあったり

それに『この世界の片隅に』で字幕付き上映を観たときに、わからなかったセリフがわかるだけでなく、文字を読んでイメージがさらに膨らむような新鮮な感動もあったんですよね

で、上の告知をご覧いただければわかる通り、関東では4/8（日）の新宿バルト9だけが自分の観に行けるチャンスだったので、これを観てきました。

いやあ、やっぱり新鮮でしたねえ

ちょっと聞き取れてなかったセリフや、あいまいに聞いていたセリフも、

すべてがわかってスッキリ（笑）

この映画を観たことある人にしかわからないネタですけど、少しだけご紹介すると

（観たことのない方でもネタバレではないので大丈夫です）

幼少期のエリアルにマキアが

「エリアルの生まれたところではねえ、お腹でおしゃべりするんだよ。

モゾモゾ虫が、、来たぞおー！もぞもぞもぞもぞ」

っていうシーン、大好きなシーンなんですけど

ここでエリアルがくすぐったがって笑いながら何か言ってるんだけど、笑いながらなので何を言ってるのかはっきりと聞き取れてなかったんです。

何を言っていたかというと、

「おなかのおしゃべりはオナラだよ」でした（笑）

ジャンジャン♪

くっだらねー、くだらないけど面白いー！

エリアル、かわいいーっ

もうひとつだけ、

マキアが泣きながらラングに言うセリフ

（なぜ泣いているかは少しネタバレになっちゃうので書きません）

このシーンです

泣きじゃくりながら喋っているので（声優の石見さん、この演技がまた抜群にウマイ！）、一部はっきりと聞き取れないセリフがあって

「わかって？？？？？？、わかってたけど」

この「？」のセリフが、あまりに迫真の演技のために発音が聞き取れなかった

これは

「わかってなくなかったけど、わかってたけど」でした

ほんと、字幕付きは一度観ておくとスッキリしますねえ(^ε^)♪

字幕付き上映は残りあと4/13（金）と14（土）に

大阪梅田ブルク7と福岡のT・ジョイ博多でもありますので、興味ある方はいかがでしょうか？

それにしても、このマキア役のCV. 石見舞菜香さん、

本当に素晴らしい演技をされているし、

マキアの声はこの人しかいない！って思えるほどにぴったりハマってますね

すずさん役ののんさんと同じで、石見さんの声以外にはあり得ないと思います。

映画パンフレットのインタビューの中でとても印象的なことをお話しされているので、原文ママに一部をご紹介すると

「後半のエリアルに語りかけるシーンは難しかったです。エリアルに本当のお母さんのことを伝えて、これからの居場所に向けてエリアルを送り出さなくてはならないので、泣いてはいけないんですよ。でも、その状況を考えるとどうしてもつらくて泣いてしまって。読み合わせの時から号泣していたんです。でも、収録まで1年もあれば泣かずに落ち着いて伝えられるようになるだろうと考えて、心の準備もして収録に行ったんです。でもテストのときに入野さんと隣同士での掛け合いになったら、やっぱりつらくなってしまって・・・・・。号泣して、収録を止めてしまったんです。どうしてマキアは泣かずにすべてを伝えられるんだろうと。私も気持ちはマキアになっているはずなのに、どうしても弱さが出てしまう。すごく悔しかったです。

（中略）こうして考えてみるとマキアはすごく強いですね。誰かのために強くなれるタイプの女性なんだと思いました。」

こんなエピソードを聞くと、またあのシーンでこちらは泣いてしまうんですけどね｡ﾟ(T^T)ﾟ｡

でもマキアが強い女性であることはその通りですね。

後半に出てくるちょっとした仕草や表情でそれは感じ取れます。

冒頭の泣き虫で弱々しかったマキアは、エリアルとともに生きて社会にもまれたことで、本当の母親の強さを身に付けた、、そう感じます。

さて、先週観に行ってきた映画館のことも日記として残しておかないと

まず4/4（水）は仕事帰りに観に行ってきました（さよ朝 12回目）