丸の内ピカデリーで現在行われている
「爆音映画祭」
その上映作品の中で自分にとって「この世界の片隅に」以外での目玉作品が
超時空要塞マクロス
愛・おぼえていますか
今日、観てきました!
いやあ、良かった

とびきり感動しました



今年観た映画の中で、「この世界の片隅に」以外では多分一番感動したかも

あまりの懐かしさで冒頭から涙腺が壊れてしまって、
もうね、ストーリーに感動してるのか懐かしさに感激してるのか、
なにに感動してるのかわからないまま
終始涙が出続けていましたよ





爆音関係無し
(笑)


この映画を30年以上振りに映画館で観ることが出来ただけでもう十分です

あ、でも爆音はさすがに凄かったですよ

ああもう興奮し過ぎて何から書いたらいいか混乱しとる
観客はゼントラーディだけかと思ったらメルトランディも沢山いらして
えーと、ゼントラーディは男でメルトランディは女です。
この物語の中では (笑
この映画、1984年の作品でしかもロボットアニメだから、自分みたいなオッサン もとい、男性諸氏しか集まらないかと思ったら、
まあメルトランディな方も多いこと
だいたい1/4くらいは女性だったんじゃないかな?
少なくとも自分の席から見える範囲では
その昔彼氏と一緒に観に行かれたのかしら?
それに自分と同じくらいの年代ばかりかと思っていたけど、いやもっと年齢層が幅広くて驚きました。
そんな観客層で、見た感じでは満席
自分が知らないだけで、凄い人気作品なんですね。マクロス ですもんね。
自分にとってのこの作品は、別に私がマクロスシリーズのファンというわけではなくて、
公開された年に意味があって、その当時に観に行った...
そういう作品です。
でも、この映画を観てから飯島真理さんの歌が大好きになって
あ、これはリン・ミンメイですけけど
このキャラの声を歌手の飯島真理さんが演じたんですね。
今では当たり前になった、アイドルがアニメの声を演じるというのは、
このリン・ミンメイ役の飯島真理さんが一番最初だったように思います。
他でもあったかも知れないけど、この作品ほど話題になったのは飯島真理さんが走りではないかと
〔追記〕
荻野目洋子さんがTVアニメ「みゆき」のみゆき役を演じたほうが年代としては早いけど、彼女の場合はみゆきがデビュー作なので、アイドルがアニメ声優というのとは少し入り方が違います。 という点だけ誤解のないように補足追記
それですっかり飯島真理さんの歌が好きになって、
コンサートにも行ったし
CDは繰り返し聴きましたねえ
30年経っても今でも聴き続けているので、余程好きなんですね
マクロスに出てくる曲は「GOLD 飯島真理 BEST TAKES」というアルバムにも収録されていて
自分の場合は色々入ってるこのアルバムをウォークマンでよく聴いてます。
で、今日は勿論 行きの電車の中でこのアルバムを聴きながら映画館へ向かって
そして映画が始まってすぐに、今までウォークマンのヘッドホンから流れていた飯島真理さんの曲が爆音の大画面で流れてくるでしょ?
こりゃもう堪らんです



о(ж>▽<)y ☆
それにしてもさすがに爆音上映のサウンドは素晴らしい!のひとこと
「この世界の片隅に」の感想でも書いたけど、この爆音映画祭用のスピーカーはライブ会場用の機材なので、音楽を鳴らした時の音のクオリティはもう映画館のレベルではないです!
本当に飯島真理さんのコンサート会場で聞いているようで
だからまず冒頭のリン・ミンメイのコンサートシーンのところから涙腺崩壊

30年以上も聴き続けているお気に入り歌手の歌声が極上クオリティの爆音で聴けるんですから、そりゃあもう
そしてあらためてこの映画を映画館の大画面で見てみると
CGとか全く無しの手書きのセルアニメとしてはすごく手が込んでいたのが見て取れますね。
その点についてはウィキペディアでも記述があって、少し引用すると
本作の版権イラストのような高密度作画、スピード感溢れるアクションは、後に日本製アニメの特徴となる「ハイクオリティ主義」に影響を与えたと指摘される。
また、当時のセル画表現の最高峰という意見もある
確かに、
普通のアニメならば線を省略する(そうしないと動画の作画が大変なので)ところを、マクロスではまるで劇画のようなタッチで線が入っているんです。
北斗の拳やエースをねらえ などのテレビアニメでも同じようなタッチの絵だったけど、愛・おぼえていますか の作画クオリティはそれらとは比較にならない完成度ですね。
(映画だからかける時間と予算が違います)
ウィキで言うところの「当時のセル画表現の最高峰」というのもわかります。
ちなみに原画スタッフには庵野秀明さんが名を連ねています
同じ年に公開された「風の谷のナウシカ」で、巨神兵が出現して王蟲を破壊光線でなぎ払うシーン、 あのシーンの原画も庵野さんです。
そうしてエヴァンゲリオンへと繋がっていく
以上、ちょっとだけ豆知識
そういう、アニメとしてもしっかり描かれている作品なので、ここ丸の内ピカデリーの特大スクリーンで観てもまったく見劣りしない。
そんなところにもまた涙が



絵のお話しを出したついででご報告すると、
今回の上映はフィルム上映ではありませんでした。
オリジナルのフィルム上映を少しだけ期待したんですけどね
上映された本編は実際に1984年公開時のものではなくて、その後にセルビデオで発売された完全版というバージョンのものでした。
音響がオリジナルがモノラル(当時はステレオですら無かったのです)からサラウンドになって、オリジナルには無かったエンディングアニメーションが入っているバージョンです。
考えてみれば爆音上映なんだからオリジナルのモノラル上映では意味がないですもんね。
さて、何でもないところでも涙を流しつつ、いよいよ物語はクライマックスへ
クライマックスシーンでかかるのが映画の題名にもなった
「愛・おぼえていますか」です
この曲が始まったら
それが映画館のスクリーンで、
しかも爆音のサウンドで鳴らされたら
もう嗚咽が漏れるほどに感激で大泣きしてました
映画の「愛・おぼえていますか」のシーン、YouTubeから
このシーンだけを観ても映画館の余韻で涙が溢れてくる、、、(ノД`)・゜・。
エンディングは実際の公開版と違って、その後に発売されたセルビデオの「天使の絵の具」が挿入された完全版のバージョンのものでした。
この幻のエンディング映像と言われたレーザー・ディスクは、自分持ってます

なつかしい
1987年発売だったかな?
このエンディングのアニメーションもまた、当時はセルアニメとして抜群のクオリティだったんだけど、今のハイビジョン環境で見るとさすがにVHSビデオ規格の画質なもんで、、、
HDリマスターしてれんかなあ?
映画が終わったら自然と会場中から拍手が起きました。
今観ても素晴らしいこの作品に拍手



そして、
この作品を上映してくれた丸の内ピカデリーさんと爆音映画祭に拍手





超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか の爆音上映は、
このあと丸の内ピカデリーでは来週11/4(土)と11/9(木)の、あと2回上映されます。
(来週も行こうかな♪)
そして11/23からのMOVIX堺での爆音映画祭でも3回ほど上映されます。
爆音で上映される1984年の名作アニメ映画、オススメです!