Ultra Racingというメーカーの「フロントメンバーブレース」という商品を買ってみました。
まぁこの製品の本当に欲しかった部分は真ん中の横棒だけだったんですけどね。この辺りにS15のターボだと純正補強が付くので。
S14はそもそもその取り付けるネジ穴が無いので、ボディ加工になっちゃいます。今回は全部ボルトオンで。がレギュレーションですので、NGでした。
で、取り付けは至って簡単。
もちろん加工無しのボルトオンです。
工具はこんな感じ。
インパクトと17のソケットとメガネ。
プラハンはあればって感じかな?
まずはフロント側から付けました。
ロアアームの前側ボルトを外したので、アライメント取り直しですかね。ボルトは重みで引っかかっているようで、タイヤをジャッキで当てるくらいほんの少しだけ上げたら抜けました。
次は後ろ側
ミッションマウントの前側ボルトに挟み込みます。
ここのボルトがなかなか入らなかった。
前後に長穴加工されてたんですが、なんと左右で合いません。一本手で入れて、プラハンでギリギリまで寄せて入れました。まぁ無加工で入ったからいいけど。
入れたのも束の間、何か分からんが干渉してる。しっかり上まで上がらない。力一杯押すと違うところが動きました。
フロントパイプでした。
正確には当たっていたのはフロントパイプと中間を繋ぐフランジでしたね。これNAは付かなくない?
あとでちょっと外側に引っ張ってみるかな。
まぁいいや。とりあえず雨も迫っていたので走行テスト優先で、このままジャッキを下ろして安全走行。あんまり回転数上げるとエンジン動いて危ないから、低回転で速度を上げました。
まず、感じたのは
「あーフロントが跳ねる〜〜〜」
という事。
これはガレージから出る時の3cmくらいの段差を乗り降りした時に感じました。ぴょんぴょんしてましたね。減衰はしましたけど。足が動いてない??
減衰は前後とも全ゆるです。32段階の一番緩めw
家から無事に出て、家の前のストレートで加速していく。次の感想は、
「これ、キモい」
なんか、よく分からないけど、動きが気持ち悪い。そう。純正足みたいにずーっとフワフワしてる。
そして60kmくらいで段差に差し掛かる。
「うーん。きもい」
ボディが硬くなった感覚はほぼないですね。ただ、足回りの動きが違う。これはほぼ純正足の感覚だ笑(30プリウス比)
コーナーも若干攻めてきました。
前回のリアが勝っちゃって、フロントがヘナヘナ〜っていう動きが無くなりましたね。経験上、これは限界超えたらそのまま吹っ飛びそうな気がする。
だけど、確実に前後バランスはよくなったから、結果的に限界は上がりました。(前回よりは)
でもこういう感覚もあったんです。ストラットが抜けそう!!っていう感覚。補強してないの知ってるからそう感じるのかは謎ですが、フロアから上の部分が内側に捩れる感覚。
やはりストラット補強は必須か…??
あとは、Bピラーの真ん中に一本入れとくか??
まぁ本命はストラット補強なので、そっち頑張ります。笑
プラス備忘録
ここのネジ穴が使えなくなる。
アンパネの固定に便利だったのに…
ネジ穴はないけど、近くに穴はあったから、そっちが使えそう。
横から見るとフレームより下には下がらなそう。
やっぱり左右のフレームをしっかり繋いだ方が軽くて効きそう。車内側から出来ないものか。
追記:ぶっ叩いて、入れてやったわ。
ターボなら入るんでしょうけどね。
まぁでも今のところ、付けてる時と付けてない時の差はあるから、付けときます。
あーあー。これなら中古でもよかったな。
【ここから余談↓】
私のS14はNAなので、あんまり補強とかすると重くなってかえって遅くなる。みたいな事はあると思いますが、ここにきてなぜ補強をしたいのか。それは…
“やってみたいから”
これにつきますね。笑
僕が走って技術を磨いてきた理由は、あくまで車を改造してどういう変化が起こるのかを感じたかったから。というのが根本にあります。
という事で、とりあえずやりたい事やってみる感じですね。正解に一直線はつまらないです。
さて、まずなぜこの製品をやってみるのか。それは「国産車はフロアが弱い」という事。これは私が感じた事もなければ、有識者が言ってた訳でもありません。
BMWに乗ってる走り屋の先輩(私より20歳くらい年上)が言ってた一言です。詳細は割愛!
【余談終了】
追記:そういえば、エンジンマウントCA用で下がってるんだった。それにしてもガッツリ当たってるけど。