一泊二日の名古屋旅 | よしすけのツレヅレなるママ 映画日記

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大好きな映画の感想をメインに、読書感想や子育てについてetc…のんびりした日々をゆるゆると綴った日記です

 


月曜日。

肋骨の圧迫骨折で入院していた叔母の

退院を待って

父の四十九日を済ませた報告も兼ねて

母と二人

尾張一宮の叔母宅へお見舞いに伺った。


80代後半の叔母。

一人息子は結婚して

東京で生活しているため

同じく80代後半の叔父と二人暮らし。


先月私の父が亡くなり

他の兄弟は既に他界。

自宅を訪れる人は

もうほとんどいないらしい。


私は幼い頃から長い休みは

祖母と一緒に暮らしていた

この叔母家族の所に

(当時の住まいは名古屋のど真ん中)

預けられていたので

いまでもとても可愛がってもらっている。


それでも愛知まではそうそう行かれない。

この前叔母宅を訪れたのは

もう何年前だろう。

帰り際に

叔母の物を色々持たせてくれたけど

形見分けのようでなんだか切なかったな…


久々の愛知。

母との遠出も久々。

体力的に段々と難しくなるんだろうな…


日帰りもできたけど

せっかくだからって

名古屋に一泊。


昼間叔母の家でしこたまご馳走になり

これじゃ夕飯食べられないわーって

言ってたのに

夜になったらちょっとお腹空いちゃって

ホテルで千寿の天むす。

懐かしの名古屋味(千寿は三重だけどてへぺろ)



翌日の火曜日は

小雨降る中

観光用の巡回バスに乗ってみた。


ドライバーさんの観光案内と

古谷徹さんの解説で巡る名古屋中心街。

バスは国内外の観光客でほぼ満席。



私たちは5番で下車して

名古屋市役所へ。

昭和初期に建てられた

時計台がシンボルの建物。

レトロ建築好きな私には堪らん乙女のトキメキ


ここもよくロケに使われるらしく

最近も「VIVANT」の

阿部寛と外国人俳優が

電話で話すシーンの撮影があって

外国人俳優は来たけど

阿部寛は来なかったって

市役所の人が言ってた爆笑

私は「VIVANT」見てないのだけど。



階段脇の照明は陶器製。


なんか凄そうな陶器のレリーフ


ソーダ硝子の扉。

趣のある建具も良き乙女のトキメキ


瀬戸のタイルを使った扉。



どれも有名な作家の作品らしいけど

名前は忘れた泣き笑い


名古屋市役所を後にしてから

歩いて数分で名古屋市政資料館。

大正時代11年建築。

「虎に翼」のロケ地だ。


なんか見覚えのある街並みだなと思ったら

何年か前に荻上直子監督の舞台挨拶で訪れた

「ウィルあいち」の向かいだった。


寅ちゃんがよねさんの後を

追いかけて辿り着いた裁判所


女子部のみんなと傍聴に行った民事裁判。

そう、この階段!



天井のステンドグラス①


天井のステンドグラス②


ここの窓も素敵乙女のトキメキ


小法廷


大法廷は広くて写真一枚に収まらず






地下の

「受付けーー!!!」

「受付けーー!!!」の場所。


留置所見ると

「まんぷく」の万平さんを思い出すなぁ。


独房


雑居房


大満足の名古屋市政資料館を後にして

そのままてくてく歩いて

十数分で久屋大通へ。


小腹が空いたので

これまた懐かしの名古屋味。

寿がきやは子どもの頃によく

叔母に連れてってもらったな。



久屋大通から地下鉄で名古屋駅。

新幹線に乗り換えて帰宅。

短くも楽しい名古屋の旅だった。