とても丁寧に作られているのが随所に窺え、繊細な感情の機微や細かい演出が光る作品でした。
ブリー・ラーソンは『ショート・ターム』で良い女優さんだなぁって思ってましたが、今作で彼女は本物だと確信しました。
また、ジェイコブ・トレンブレイ君の演技の自然なこと!!彼の理解力と表現力が長けているのか、レニー・アブラハムソン監督の手腕が優れているのか、はたまたその両方なのか。とにかく素晴らしかったです。
私が観たいと思う作品はインディーズが多く、莫大な予算を掛けなくても良い作品は出来るよって事をまた証明してくれました
(^ω^)
【あらすじ】
外側から鍵を掛けられた「部屋」で暮らす母親ジョイと息子のジャック。
ジョイは17歳の時にオールド・ニックに誘拐されて以来7年間「部屋」に監禁されている。ジョイはこの「部屋」でジャックを産み育ててきた。
5歳になったジャックは、この小さな「部屋」が世界の全てだと言う。
なぜならこの「部屋」しか知らないから…
ある日、ジョイはジャックを外の世界へ脱出させる方法を考える。
二人助かる道はこれしかないのだ。
そして決行の日…