意外なキッカケがあった
障害者になってしまった僕は
一生恋愛できないんじゃないかと思い込んだ
「誰が僕を好きになってくれるんやろ」
自信なんてこれっぽっちもなかった
長く入院生活を送っていると
同じ病棟に勤務されている看護師さんと
だんだん仲良くなってくる
とある看護師さんとの
たわいもない会話の中で
「上野くん、メガネ似合ってるね!
カッコいい!」
と言ってもらった
素直に嬉しかった
完全に調子に乗った
当時の僕はこんな感じ
お世辞だったかもしれない
それでも嬉しかった
馬鹿みたいな話かもしれないが
僕にとっては大切なキッカケだった
「障害があるから」
「運動ができないから」
そんなことはどうでもいい
人にどう思われてるか気にするより
自分の素直な気持ちに従おう
そのキッカケを機に
心の持ちようが徐々に変わっていった
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③【障害者の恋愛】に続く