失敗は成功のもとといいますが、
経営においては、致命傷でない限り、失敗はいくらしても良いと思います。
むしろ、失敗することで経験を積み、戦闘力が上がるようにも思います。
例えば、「経営者が現場に出るとマネジメントができなくなるからやめたほうが良い」
と書いてある本はたくさんあります。
なるほどその通りなのですが、一方で、
「経営者は社長室にこもらず、現場に出るべきだ」
と書いてある本もあります。
こればバランスの問題なので、どちらも大事なのですが、
実際にギリギリまでやってみないと、感覚が身につきません。
ギリギリまで現場でに出て、マネジメントで少し失敗したら、そこが限界点です。
この限界点は、人それぞれですから、本で読んでもわからないのです。
しかし、一度経験すれば、次は失敗する前に 「最近、社内調整が不十分だな・・・」
とわかるようになります。
一番良くないのは、本に書いてあることを都合よく解釈して、
何もしないことだと思います。
日大のアメフト 反則タックル問題
当初何事もなくスルーされていたのが、SNSで拡散して大問題になりました。
くしくも、母校が被害者の側なので、熱くなるところですが、なるべく冷静に書きます。
本日、実際にタックルした選手が、会見し、
「試合に出してやるバーターでQBを潰すよう指示された」
とメディアの前で告白しました。
会見をみましたが、20歳の学生にはあまりに重すぎる、非常に気の毒なものでした。見るに耐えないと言うのが率直な感想です。
これは組織による犯罪レベルの問題ですから、メディアの前で謝罪すべきは彼ではなく上層部です。また、反則指示が事実であれば監督は即解雇が当然ですし、
日大側は学長レベルが何らかの責任を負うべきとなります。
それが世間の常識というものです。
日大がお粗末なのは、広報が当初、
「反則に関する指示はなく、解釈に乖離があった」
と報道している点です。
すでに複数の証言が出ており、99%の人が、そんなわけはない と思っていたわけで、
世論を欺こうとしていたとすれば、教育者どころか、人としてのモラルが問われます。
大きな企業が一つの不祥事、それも虚偽で倒産に追い込まれた事例はいくらでも
あります。つい先日も東芝が粉飾経理(不適切会計などという言葉はごまかしです)で経営危機に追い込まれましたし、
雪印は事実上倒産しました。
日大は日本でも屈指のマンモス校ですが、何かが研究教育でトップレベルなのでしょうか?日大でないと学べないものがあるのでしょうか?
事実は知りませんが、少なくとも世間にそのようなイメージはないでしょう。
来年以降の受験生にとっては、ほとんどの学部で他大学と代替が効きますから、経営的にも危機であるとの認識を持つのが妥当ですし、持てないなら、経営者もしての資質も酷いものです。
ともあれ、気の毒なのは無能な指導者をもった日大の選手たちです。
一日も早く膿を出し、クリーンな日大の復活を願っています。
そして甲子園ボールで母校が雪辱することも!
