もうすぐ選挙ですね。
さわかみファンドの澤上氏は
「日本は政治三流国。まあ、国が財政的に倒産しても、企業は生き残るから大丈夫だ」
と語ったそうです。
私も日頃、政治には興味がないのですが、さすがに今回は注目しています。
半年ほど前だったか、NHKでシンガポールの大統領が特集されていました。
・シンガポールは医療大国、特許大国を目指し、世界中の医学者を集めている
・学者には最高の設備、潤沢な研究資金が提供される。その中には日本に見切りをつけた人もたくさんいる
・結果を出さなければ、すぐに解雇されるので、研究者も必死である
・ジムロジャースのような、著名な投資家を招いて、国民の投資教育に熱心である
・不況後は徹底して外国人労働者を追放したが、
「私はシンガーポール人の雇用確保以外に興味はない」と涼しい顔であった
経済的に、日本が老舗企業だとすれば、シンガポールは新進気鋭の中小企業という感じでしょうか?
戦略が明確で、戦術もしっかりしています。
そこへいくと、日本の政治や政策は「みんな幸せに」みたいな考え方からか、
メリハリがなく、「なんでもあるが、なんでもない国」になりつつあるのでは?と危惧します。
兎に角、どういう国を目指すのか?今度の選挙で勝った政党にはハッキリ示してほしいものです。