選挙に思う | 福岡、佐賀、長崎を駆け回る税理士の考えた事

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44歳。九州で280人規模の税理士事務所を経営しています。経営のノウハウ、お客さんとの出来事、自分の会社のこと、人生のこと、いろいろお話したいと思います。中小企業の経営者の方!頑張っていきましょうね!!!

もうすぐ選挙ですね。

さわかみファンドの澤上氏は

「日本は政治三流国。まあ、国が財政的に倒産しても、企業は生き残るから大丈夫だ」

と語ったそうです。

私も日頃、政治には興味がないのですが、さすがに今回は注目しています。


半年ほど前だったか、NHKでシンガポールの大統領が特集されていました。


・シンガポールは医療大国、特許大国を目指し、世界中の医学者を集めている

・学者には最高の設備、潤沢な研究資金が提供される。その中には日本に見切りをつけた人もたくさんいる

・結果を出さなければ、すぐに解雇されるので、研究者も必死である

・ジムロジャースのような、著名な投資家を招いて、国民の投資教育に熱心である

・不況後は徹底して外国人労働者を追放したが、

 「私はシンガーポール人の雇用確保以外に興味はない」と涼しい顔であった


経済的に、日本が老舗企業だとすれば、シンガポールは新進気鋭の中小企業という感じでしょうか?

戦略が明確で、戦術もしっかりしています。

そこへいくと、日本の政治や政策は「みんな幸せに」みたいな考え方からか、

メリハリがなく、「なんでもあるが、なんでもない国」になりつつあるのでは?と危惧します。


兎に角、どういう国を目指すのか?今度の選挙で勝った政党にはハッキリ示してほしいものです。