本格的な方は、より稚内寄りに行かれるそうですが、初挑戦の我々は、天塩中川~歌内間で、撮影しました。
途中、トラブルで到着がやや直前気味になりましたが、前日と違い、少々雪が舞う天候だった為、ラッセル車の本来の姿が撮影できそうだとあって、既に撮影地では、5~6名の方が待ち構えていました。
直後に、昨日情報を頂いた方がやってきて、改めて昨日のお礼をしたのですが、やはり稚内方面から追っかけてきたとの事でした。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/22/sukasen113/85/7e/j/o0840056014552928425.jpg?caw=800)
通過予定時刻になり、遠くから機関車のタイフォンが聞こえ、明らかに雪を掻き分けるような音が近づいてきたなと思った瞬間、豪快に新雪を飛ばしながら、DE15がやって来ました。
通過後は、それなりに距離を開けて線路際に立っていた我々撮影者にも、飛ばされた雪が、サラサラと降りかかってきましたが、初めての生きたラッセル車(特雪)の姿に、感動です!
この後、次の天塩中川駅で特雪は30分ほど停車するため、その間を利用して次の撮影地に一斉に移動してい行きました。
我々は、その天塩中川駅で形式写真を撮る為、駅に向かいました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/22/sukasen113/8a/14/j/o0840056014552928438.jpg?caw=800)
凍てつく車体を、いろいろな角度からしっかりと記録しました。
更に、この先の撮影地に移動・・・
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/22/sukasen113/df/0e/j/o0840056014552928453.jpg?caw=800)
天塩中川駅近くの歩道橋(除雪が全くされていなかった・・・)の上から、先ほどではないですが、黒煙を上げて雪を飛ばしながらやってくる特雪を撮影できました。ウィングが開いているのが、よくわかりますね。
更に追っかけて、3か所目の撮影地に移動。
現着すると、なんと警察官がいて、こちらを指して何か言っています、もしかして撮影禁止なのかなあと思って、警官に状況を聞くと、駐車の苦情があるので、警備に来ただけとのこと。確かに列車がくる直前には、20名ほどの撮影者が車で集まってきましたが、逆に言えばこれでトラブルは回避でき、安心して撮影できます。
しかも、この撮影地はカーブしていて接近警報機もなく、列車の接近がわかりにくいのですが、少し離れたところにいる警察官から、直前の鉄橋を渡る列車が見えるらしく、ラッセル車が近づいてくるのを、わざわざ大声で教えてくれました!
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190826/22/sukasen113/25/bc/j/o0560084014552928470.jpg?caw=800)
少し青空が見える好天の下、雪を跳ね飛ばしながら、ラッセル車がやって来ました!
ラッセル車はこの先の名寄で一旦停車し、夜まで動かないので、撮影はここまで。お天気もそこそこよく、車で追いかけながら、沿線で特雪の撮影が3か所で行え、満足のいく撮影行となりました。
実は、天塩中川駅から歌内方向に県道を車で向かっているとき、一面雪で道が一瞬分からなくなり、そのまま運転を誤って新雪に突っ込んで、動けなくなってしまいました。レンタカー会社に救援を頼んだものの、一向に埒(らち)があかず、特雪の時刻が迫る中、途方に暮れていたところ、車で通りがかった方が、「はまったの?」と聞いてきました。
状況を説明すると、おもむろに自車に積んであった牽引ロープを取り出し、あっという間に引き出してくれました。
地獄で仏とは正にこの事です!もう、なんとお礼を言っていいやら・・・その方がこのblogをご覧になっているとは思いませんが、お忙しい中、時間を割いてくださった地元の方の大変なご親切に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
(突っ込んだ先が新雪だったため、車に傷もつかず、同乗者も含めけがが無かったのは不幸中の幸いでした)
翌日は、洞爺湖付近でカシオペアの撮影を行いましたが、それは次項に。
以 上