おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
皆さんは「職務経歴書」を作ったことはありますでしょうか?
転職をされたことがない人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、今まで所属してきた会社の部署で、自分が実際に担当してきた案件にどのように関わってきたか、その案件・プロジェクトを通じて得たスキル・実績等をまとめたものが職務経歴書になります。
以前、「人生の棚卸し」を行うことをおすすめしたのですが、職務経歴書はいわばキャリアの棚卸しです。これを作っておくことで、自分の現在地が明確になりますし、いざ転職活動を行う、となった時に膨大な時間をかけて振り返りを行わなくても、ベースがあれば都度継ぎ足しを行うだけでアップデートできるようになります。鰻の名店で受け継がれる伝統のタレのようなものです。
私が以前転職活動を行っていた際に、職務経歴書を見せたキャリアコンサルタントからアドバイスを受けたことが3つあります。それは、
定量実績(売上・予算達成率、社内順位、
プロジェクト概要・人数規模、自分の役割
(どのようなプロジェクトにどれくらいの期間携わったか。その中で自分がどのような立ち位置で関わり、どういった成果を挙げることができたか)
仕事につながる自己PR(各種資格・受賞歴、自己研鑽で得られたことなど)
この三つを意識して作成してみると、あなたの職務経歴がグンと伝わりやすくなります。
職務経歴書を作ったことがないという方にはその作成、作ったことがある方は、上記の視点でアップデートすることをおすすめします。
本日のコミュニケーション処方箋:職務経歴書を作成し、キャリアの棚卸し・継ぎ足しを行っていく。その際、「定量実績」「プロジェクト概要・役割」「仕事につながる自己PR」の記載を意識する
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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