おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

 

昨日は「目指すキャリアの方向に進むために必要な三つの力」についてお伝えしましたが、その中で、新しいキャリアに進む場合は、今まで自分が積み上げてきたキャリアを明確にし、これからの人生においてどのようなキャリアに進んでいきたいかを検討、この二つを掛け合わせて「ネクストキャリア企画」を練る、ということを書きました。

 

「ネクストキャリア企画」を練るにあたり、仕事のキャリアを積む以前に自分が今までどういう人生を歩んできたのか、いわゆる「自分史」の棚卸しを行うこともおすすめです。自分史の棚卸しを行うことにより、今の自分に影響しているもの(ターニングポイント)が整理でき、今後のキャリアに活かしていくヒントが得られるからです。

 

私自身も以前人生の棚卸しを行ったのですが、その際、大学受験時の体験がひとつのターニングポイントであったことに気づきました。

恥ずかしながら本格的に勉強に取り組み始めるのが人より遅かったため、その時点で他の人たちのように複数の学校を受験することを諦め、受験校を2校に絞って落ちたら浪人することを決意。その分受験校の傾向と対策を徹底的に研究する作戦を取りました。

 

また比較的得意科目だった国語はほぼ勉強せず、苦手意識のあった日本史を重点的に勉強(ひたすら暗記)することで、ボトムアップを図りました。その結果、何とか2校のうち1校に現役合格を果たすことができました。



この時の経験をあらためて棚卸ししてみた感じたのは、

ゴール:志望大学への現役合格

 

に向けて、

 

戦略①:志望校を絞って、傾向と対策を徹底的に研究

戦略②:苦手科目の日本史を重点的に強化

 

がうまくハマったということが分かり、今後のキャリア・人生においてもこのフレームを活用することはできるのではないかと気づけたことです。

 

 

皆さんの人生においても、自分の中で上手くいったこと、ターニングポイントだと感じた出来事があるはずです。そういった出来事を今後のキャリアに活かしていくという視点で、棚卸しをされてみてはいかがでしょうか?

 

本日のコミュニケーション処方箋:自分の人生を振り返る棚卸し、自分自身とのコミュニケーションを通じて、今後のキャリアに活かせる出来事を発掘する

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!