おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

 

昨日から数回にわたり、目指すゴール(キャリア)の過程に設定した各中間目標の達成に向けて「PDCAサイクル」を回していく方法について、ひとつずつブレイクダウンしてお伝えするミニシリーズを始めています。(参照:各中間目標の達成に向けて、「PDCAサイクル」を回していく)

 

昨日は「P(Plan:計画)」だったので、本日のテーマは「D(Do:実行)」です。ひと言で言うと「立てた計画を実行に移す」だけなので、ぱっと聞くと簡単そうに思えるのですが、これがなかなか思う通りに進められないのです。

 

 

何が一番大きな原因かというと、「元々予定していなかった」というシンプルな理由です。今までの生活に、「コーチングを学ぶ」という予定はありませんでした。なのでそれまでのコーチングがなかった生活に、それを学ぶという新たな予定がドカッと組み込まれたのです。

 

そうなると当然、それまでの生活をガラっと変える必要があります。人間には等しく1日24時間しか与えられていません。その中でどの時間を削ってコーチングに充てるか。私は大前提として、まず「自分の中で削れない時間は何であるか?」を考えました。真っ先に仕事(本業)が挙がり、これは据え置きになりました。往復の通勤時間合わせて、平日10時間程度は取られることになってしまいます。

 

次に「食事」「睡眠」「子どもの世話」など、生活に関わる時間です。ここについて私は「食事」と「子どもの世話」の時間は削らず、それまで気の赴くままに取っていた「睡眠」を、4.5時間を目安に設定することにしました。お風呂に入るなど、毎日の身の回りの仕度を含めると、生活にかける時間もトータルで10時間程度になりました。

 

残り4時間程度が、自分に充てられる時間になります。この時間をどのように使うか?できるだけコーチングに充てるために、私はプライベートで友人と飲みに行く機会を極力減らし、「多くて週に1回」というマイルールを作りました。例えば仕事絡みの接待等が入ってしまった場合は、その週の夜の予定はそれだけに留めるよう努めました。

 

コーチから教えてもらった、ある言葉があります。

 

『自分の予定を変えることの出来ない人が、人生を変えることなど出来ない』

 

 

今もって心に留めている、大事な言葉です。

 

本日のコミュニケーション処方箋:計画を実行に移すためには、自分の「予定」を変えるしかない。人生を変えるために、時間を削り出そう

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!