おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
昨日は『目先で起こっている辛い出来事は、将来のとっておきのエピソードの基』をお届けしましたが、本日も「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います!今回のテーマは、「自分が得意なことは何か、周りに聞いてみる」です。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
他人が仕事に満足し、円滑な人間関係を営み、自分に誇りを持てるように指導する場合、その人の持って生まれたものを伸ばせ。
しかし現実には、これと逆のことをやっている上司が多い。
私の過去の経験を振り返ると、上司には「減点法」の人が多いように感じます。自分が気づいた部下の「足りない部分」を指摘して、それこそが指導だと思っているのです。
もちろん間違ってはいないと思いますが、部下がそのことに気づいたとしても、元来苦手なことをリカバリーしていくことの方が、得意なことを伸ばすよりもはるかに大変ですし、時間もかかります。またその過程で失敗体験をすることにより、成長スピードが鈍化するリスクもあります。
自分が持って生まれたもの、得意なものが見つけられた人は、伸び伸びとそれに取り組み、それを活かして会社や社会に貢献しています。一方で多くの人は、自分の「武器」は何なのか、見つけられずに悩んでいます。そういったものが見つけられない時はどうすれば良いか?
私はまず、「人に聞く」というやり方をおすすめします。あなたと仕事をしたことのある同僚・先輩はもちろん、仕事をしたことはないがあなたのことをよく知っている友人、そしてあなたの足りない点を指摘してくれた上司にも、「仕事における私の良い点は何ですか?」とシンプルに質問をしてみても良いのではないでしょうか?
私はたまたま同じ時期に同僚や上司から、「人に話したり伝えるのが上手だね」と言ってもらったことがあります。この時に言ってもらったことが、今の活動につながっている部分は間違いなく大きいです。
意外と自分自身では気づかないことも多いので、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がありますが、本当に自分の人生が変わる可能性もあります。「一生の損」にならないよう、ぜひ周りの人たちに客観的な視点で自分がどう見えているのか、聞いてみてください。
本日のコミュニケーション処方箋:自分が持って生まれたもの・得意なことが何か見つからずに悩んでいる人は、周りの人たちに意見を求めてみよう
今日はこのへんで失礼いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!