おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
昨日は『人に任せるコミュニケーション』をお届けしましたが、本日のテーマは『結果で伝えるコミュニケーション』です。
以前私が関連会社に出向していた時の上司が、自他ともに認める昔ながらの「ザ・営業」な人でした。夜の予定はほぼ毎日埋まっていて、そのために仕事をしていると公言してはばからない、部下に対しても基本放任主義、といった具合です。
ただこの元上司は、仕事においてものすごい成果を出し続けていました。誰よりも数字を取ってくるのです。こういう人は周りからの評価がぶれません。幅広い年齢・立場の人から聞こえてくる評判は、異口同音に「アイツは普段飲みにばかり行っているけど、数字は必ず取ってくるんだよな」です。
出向が終わってだいぶ後になってから聞いたのですが、この元上司は昔取引先の女性と不貞を働き、それが原因で望まない部署異動を経験したことがあったようです。そういった経験を経て、絶対に結果を出し続けるとコミットし、その通りに実現したのかなと想像されます。
その元上司は、結局役員にまで上り詰めました。プロセスはどうあれ、やはり売り上げで貢献するという最も分かりやすい結果をもたらすことが会社からの評価につながるのだという、ひとつの分かりやすい事例かなと思います。
本日のコミュニケーション処方箋:会社からの評価に悩んでいる人は、まず「売上に関わる貢献」にトライしてみよう(特に営業関連)
今日はこのへんで失礼いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。