前回のブログで、IkkoさんのYouTube『パリ郊外のおうち訪問』をご紹介したところ、早速弓シャローさんファンの友人の方々から反響がいっぱい寄せられました。


弓さんの生き方に感動、素敵なお家、あのお料理を試してみたい、etc etc......


《ソプラノ仲良し4人組》のラインでも早速盛り上がりました。


その中の一人が

弓さんご愛用のシスレーのお化粧品をネットで検索したらあまりにもお高くてびっくり‼️と


それで私も思い出した事がありまして今回のブログに相成りました。


パリに来て間もない頃(つまり10年くらい前)、その当時親しくしていた友人が所謂《化粧品オタク》でまあ次から次にとお化粧品を試してご親切にもそれを人にも薦めてくれて.......

フランスのことが全くわからない頃だから、在仏歴が私より長い方のご意見にすっかり振り回され、パリの乾燥した空気や硬水に対応しなくてはダメなんだろうなあ〜と思い込んでしまいました。

(実際には長年暮らした今ではパリの空気も水も全く問題ないという結論に達しました)。


そこで高ければきっとそれなりの効果もあるだろうと買ってみたのがシスレーのクリーム。

何というクリームを買ったのかはもう記憶にもありませんが。

とにかくそれをつけ始めて少ししたら、普段トラブルとは無縁の顔の皮膚が真っ赤になってしかもゴワゴワにつっぱってしまいました。


そのことを件の化粧品オタクさんにお話ししたら「Naokoさん、シスレーは70歳以上のマダムをターゲットにしているから、多分今の貴女には合わないのでしょう」と言われました。


嗚呼そうなんだ〜と思って、高価な化粧品はやめてそれまで通りの La-Roche-Pasay ラロシュポゼの洗顔料と化粧水、それに夜だけ+アルガンオイルというシンプル路線に戻したところ、トラブルもすっかり消えました。


ところで長年愛用していたラロシュポゼですが、私が使っていたのは日本で買える《For Asian sensitive skin 》シリーズだったのですが、何と❗️

フランスのメーカーであるのにも関わらず、このアジアンスキン用のシリーズはフランス本国では買えないということが判明しました😱‼️

つまりアジア限定製品だったわけです。

仕方ないので日本に帰国した時にまとめ買いをして凌いでいましたが、コロナで帰国もままならず.......


無いものは仕方ないので、この国で簡単に入手出来るものに切り替えるしかないなあ〜と。


そこで何を使おうか考えたのです。


アイシャドウや口紅のようなものはどこのメーカーの物でも色さえ気にいれば夜にはoff するのだから問題は無いけれど、いつも肌に載せているものは少し慎重に選ばなくちゃ。


有名ファッションブランドとして多角的にあれもこれも売ってるブランドの化粧品よりも、お化粧品だけを真面目に作っているブランドのほうがなんとなく信用できそう。


尤もお洋服で荒稼ぎをしたお金を化粧品の開発に余裕で回せる、という見方もあるかもしれないから......まあ一概には何とも言えないでしょうが。


でも私の美学では、ひとつの道に専念することでしか物事は極められない、と信じているので(笑)

お化粧品ひとすじのメーカーに信頼を置く事にしました。


元々皮膚科のお医者様から「貴女は面の皮が厚いから」と褒められている私。

面の皮が厚い←を文学的表現の見地から考えたら随分とネガティブな表現ですが、同じ言葉でも皮膚科のお医者様てきには褒め言葉になるとその時初めて知りました😝


面の皮が厚い人ほどトラブル知らず、綺麗な肌でいられるのだそうです。


そう言えば、医学部出身で医学博士の肩書も持つ作家・渡辺淳一さんも【鈍感力】というご本を書いていらっしゃいましたっけね。


繊細、敏感、神経質、などは特に女性の場合褒められる要素には違いないけれど、生命体としては鈍感なほうが強くて良さそう(笑)🤣


話を元に戻します。

面の皮が厚いのでだいたいは試供品などで貰って使ってみて良さそうなら買うと言う感じで大した拘りは持っていませんが、先に書いた理由で自分で買う場合はランコムかクラランスと決めています。


香水をバンバン買うお陰でゴールドメンバーになっているSephoraセフォラと言うお店のセールの時期に洗顔料と化粧水と乳液を買っています。




その時々でセール品が変われば買うものも変わるのですが基本はこんな感じです。