松山空き時間が出来たので松山城見学後、秋山好古、
秋山真之兄弟の生家跡を見学してきました。
坂の上の雲ミュージアムも場所が近いので非常にまわりや
すいです。
坂の上の雲ミュージアムは安藤忠雄さんが設計のすばらし
い建造物です。残念ながら展示物が弱いかな。撮影禁止の
場所が多かったので写真はありません。
少し前に坂の上の雲の再放送を放送したのもあり、録画
した放送を何回か見直してから来ました。
生家跡には展示物も少なく、有料での公開でしたが、
一回来れて良かったです。
ドラマでも旧領主の松平家が旧家来子弟の教育を援助
していましたが、その援助の基盤となった常盤会がこの
場所を管理しています。
ドラマの秋山好古さんが阿部寛さん、真之さんが本木雅弘
が演じていましたが、非常に配役としては良かったです。
特に好古さんは留学していた時に日本人と思われなかった
エピソードがあり、秋山さんの写真を見てもそう思いました。
秋山好古さんは天寿を全うしましたが、真之さんは日露戦争後、
精神を病み、早くに亡くなられています。戦争の影響なのかな。
坂の上の雲は司馬遼太郎の最高傑作という方が多く、
私の父と息子もそう評していました。
坂の上の雲に関しては個人的には色々問題があると思って
おり、特に乃木希典の評価をゆがめていると思っています。
司馬遼太郎の小説を教科書のようにとらえないで娯楽的な
歴史小説として読んだ方がいいのかな。
司馬文学は大河ドラマや映画など様々に映像化されたので
日本人の歴史観に与えた影響は大きいですね。
坂本龍馬の評価などは研究者によって様々な意見の相違が
あり、私も司馬氏が坂本龍馬を脚色した面が多々あると
思っています。
秋山好古さんの書のようです。
生家跡は柔道場になっていますが、そこに飾られていました。
坂の上の雲関連では以前戦艦三笠も見学したので、あとは
正岡子規関連のところも行ってみたいです。
