水羊亭随筆 Classics -8ページ目

水羊亭画廊・今日の一皿(317)ナスとブタコマ肉のみそ炒め弁当

 今日の一皿は「ナスとブタコマ肉のみそ炒め弁当」。カブる料理はつくらない。

 今のところ、基本的にお弁当は、メインのおかず以外ほとんど変わらない。

 発芽玄米に各種ふりかけ。出汁巻き卵(ただし、具材を少し変える。紅ショウガや福神漬け、ネギやニラ、カニカマなど)。ゆで卵に変えることもある。そして、サラダ(冷凍ブロッコリーやポテサラなど、週ごとに変える)。

 で、今回のメインおかずが「ナスとブタコマ肉のみそ炒め」と相成る。「(198)ナスとブタ肉のしぎ焼き」と何が違う? と問われれば、ピーマンと八丁みそが入っていないし、豆板醤(トウバンジャン)を入れている。

 また、アリシンの含まれる、みじん切りしたニンニクを加えているので、疲労回復の効果は7倍! ブタ肉に含まれるビタミンB1とアリシンを同時に摂取するとよいらしい。

 ちなみに、ビタミンB1の多く含まれる食材は、ブタ肉・ウナギ・大豆・枝豆など。アリシンの多く含まれる食材は、ニンニク・ニラ・タマネギ・ネギ・アサツキなど。

 ブタ肉と一緒に炒めるタマネギのショウガ焼きや、アサツキをのせて食べる冷やっこ、枝豆のガーリック炒めみたいなお手軽料理でも、疲労回復の効果が期待できる。

 ただし、アリシンの過上摂取には注意が必要であるらしい。胃酸過多や腸の殺菌効果を殺してしまうことがあると云う。胃腸虚弱の人は控えめに。

 今、自分の体になにが足りないかを考えながら、日々の食事と向き合うことも大切だと思う。

(2022.02.03)