朝、フェイスブックを見てたら
タイムラインに武井壮さんの投稿がシェアされていた。
読んでみたら
めっちゃいい投稿で。
朝から泣いた。
そして、自分が恥ずかしくなった。
フェイスブックって、フェイスブックでしか
シェアできない。
でも、朝、私が読んで
「いやあ、しのごの言ってないで
頑張ろう」って勇気と元気を
もらえたように
この投稿が一人でも多くの人の
勇気とか元気とかになるといいなあ、って思ったので
コピペしました。
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いきものがかりが放牧宣言をした。。
12年前くらいになるかなあ、神奈川県の某駅で仕事が上手くいかずに『日本は合わねえなあ、アフリカでも行こう』なんてスネて逃げようとしてた時に、その駅前で3人組の若い女の子と男の子ふたりが路上ライブをはじめた。。
『こんなとこで歌って恥ずかしくないのかよ。。』
なんて思いながらその3人の演奏がはじまった。。
今のいきものがかりとは少し違った、今よりビブラートを効かせて表情豊かに歌うその女の子の幸せそうな歌声と笑顔に、自然と耳と目を奪われていた。。
男の子ふたりも決して上手な演奏とは言えなかったけど、とても楽しそうにギターを弾きコーラスをする。。
自分は30歳を過ぎて、陸上の元日本チャンピオンであり、スポンサーを得てゴルフ留学を経験したり、プロスポーツ選手たちに請われてトレーニング指導をしたりする日々、一般的には恵まれた毎日だ。。
それでも生活費を稼ぐために時間を使うことや、ゴルフクラブの買い付けなどのバイトをしたりして上手くいかないことがいくつかあっただけでこの豊かな日本で暮らすことに不満を垂れて、まだ見ぬ国へなんの確証もない希望を持つフリをして逃げようとしている。。
『同じ場所に暮らしているのに、彼らとオレの今を楽しむ力の差はなんなんだろう?』
自分が恥ずかしくなった。。
彼らの名前を覚えて、次のライブのお知らせなんかをおぼろげに聞いて、何度か路上ライブに足を運んだ、相模原のお祭り、たしか桜祭りみたいな名前かな?そこでのライブを遠巻きに眺めたこともよく覚えている。。
『日本でもう一度大好きなことを全力でやろう』
そう思わせてくれたのは間違いなくあの瞬間の彼らの姿、いまだに忘れられない景色が浮かぶ。。
それから2年近く経った頃、NHKの音楽番組ポップジャムをなんとなく眺めていた。。アナウンサーの一声にハッと身を翻して画面に目をやった。。
『今日がテレビ初登場!いきものがかりのみなさんです!』だったかなあ?
テレビの画面には少しだけ垢抜けたあの時の三人が緊張と喜びの入り混じった表情で登場し、あの頃とは少し違った、歌声を真っ直ぐと会場に手渡しするような澄んだ声で歌いはじめた。。
『あの子達メジャーデビューしたんだ。。』
心の中で呟きながら、画面から目を離せなくなった。。
あれから2年、西麻布のバーに毎晩のように通い、タレントさんや芸人さんのトークに耳を傾け、極楽とんぼの山本圭壱さんの野球チームに毎週通ってはスポーツで誰かを楽しませる魔法をなんとか身に付けようと自分に許された時間を全て注ぎ込んでいた時期だった。。
心の中にあった『こんなことしてていいのかな?もう30過ぎてまともに仕事もしてねえってヤバいよな。。』そんな不安はまたしてもその3人の姿が拭い去った。。
それから彼らのライブにチケットを買って足を運ぶようになり、CDを買い求めて彼らが進むスターダムへの道を間近で眺めてきた。。
さくらで花開いた彼らの道がじょいふるで誰もが知るものになりありがとうで誰もが愛するものへと変わった。。
あの出会いから8年、動物の倒し方や様々なスポーツの技術や知識を磨いて手にした宝物を手に『オレも勝負してみよう。。』そう思える自分になれるまで、何度も折れそうになる心をいつも支えてくれたのは彼らが作り出した曲の数々。。
帰りたくなったよ
心の花を咲かせよう
なくもんか
タユムコトナキ〜
歩いて行こう
いやどの楽曲にも今でも思い出せる鮮やかな記憶が詰まってる。。
何度も涙して何度も笑顔をもらった。。
デビューから10年
『より多くの人に届くように』
と時には自分を抑え届け続けてきた彼らの産んだ作品は、わたしたちがいつまでもどんな場面でも暖かい気持ちで手に取れる宝石のような、でも河原に落ちた小石のような、時には美しい建造物を支える大理石のようにこの国の文化のひとつとしてその役割を果てし無く担うものとなったと思う。。
我々タレントは
自分を削り、多くの人に楽しんでもらえてはじめて仕事になる
削られ過ぎて消えてしまうことも少なくない
いつかは自分を大きく育てて膨らませなきゃいけないんだと思う
また会う時は削っても削っても膨らみ続けるような、希望と活力溢れる、それでいて少し落ち着いた柔らかな姿で『いきものがかり牧場』に戻ってきてくれると思う。。
あの時出会った3人に
奮い立たされて
励まされて
支えられて
憧れて
力をもらって
出会えて
知り合えて
繋がって
競い合って
認め合えた
そんな出会いに感謝しています
ほんとうにありがとう
いきものがかりは
百獣の王を育ててくれた
本当の意味でのオレのいきものがかり
いつかまた会える日まで
ありがとう
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年末、友達と飲んでたら
「佳恵さんって反省好きだよね、
そんなに反省ばっかりしてないで
もっと自分を認めてあげればいいのに」と言われた。
確かに、反省はよくする。
好きかどうかはおいといて。
でも、感情のコントロールが下手で
自分の好きと嫌いでしか
ほとんど判断できない、
我慢ができなくて
頑張ることしかできない、
そんな私、
反省しなかったら、
とんでもないことになるもん。笑