9月号でやらせてもらった
美人百花の監修企画。

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おかげさまで好評だったようで
担当編集の方から
「良かった特集の3位に入りました!
ぜひ続編をお願いします」とオファーをいただき。


編集者どっぷり人生を卒業して10年弱。

それでも、編集者時代に身に付いた
「自分が手がけたページは必ず人気企画にしてやる!」
根性は消えていなかったようで
その言葉を聞いたとき
むちゃくちゃアガりました。

あまり知られてないけど、
ファッション雑誌のライターや編集は
一切の契約なし。

「良かったら、次もお願いされる」システムなので
毎月が綱渡り。

でも、そんな実力主義制度が
私の性格にはあっていたようで
いっつも
「自分が手がけた特集が絶対ベスト5には
毎月入れるようにしよう!」とか
地道に目標を立て
それをクリアし、一人悦に浸る、、的な
ことを繰り返していたので
おかげさまで干されることもなく
卒業まで続けさせてもらったばかりか
最後はファッションディレクターまでに
してもらったんだなあ、と。

当時、私が
社員で「そんなに頑張らなくても
来月も保証されてる」立場だったら
もしかしたら
そんなに頑張ってなかったかもなあ、と。

ま、小学館の社員になるって
すっごい難関なので
私なんかじゃ
そもそも絶対なれなかったですけどね笑

そんなわけで
今日は美人百花の監修ページ第二弾の撮影でした。

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朝6時過ぎにマイクロバスが迎えにきて
そこに服を積み、
モデルさんが待ち受けるへアサロンにピックアップにいき、
スタッフ全員をのせて
都内をあちこちぐるぐるとロケ。


これ、編集者時代は
毎月何日もやってたことだったけど、
思えば、10年ぶりだなあ、としみじみ。

編集者時代も
編集のさまざまな仕事の中で
撮影が一番好きでした。

そのために準備したすべてのプロのスタッフの
「努力」と「技術」が実を結ぶ日、で
その高揚感がたまらなく好きだったなあ、と。

今は、デジカメが当たり前の時代で
しかも、それが現場にあるマックにつながってるので
今、どんな写真が撮れてるか、
すぐに確認できる便利な時代だけど、
昔は、そもそもデジカメじゃないから
何枚かポラを切って、それを確認し、
それでOKを出したものの
何十枚と撮った本番が
ポラ以上のものがなく、
どっひゃーみたいなことも平気であったりして。

と思えば
私がライターを始めた頃は
インターネットなんてもんもなかったから
ロケ場所はすべて足で探すしかなかったし、
もっといえば、
原稿も手書きで、書いては消して、を
繰り返してたなあ、とか。

今は何でもかんでも便利な時代になったけれど、
ロケ場所を足で探してた頃のほうが
いいロケ場所を知ってた気もするし
カーナビない時代に車運転しまくってたから
都内の道はタクシーの運転手さん以上に
熟知してる自負があるし。


そう思うと
人はリスクや不便・・・困難があったほうが
成長するんだなあ、と。


昨日も20代女子向けのメディアに
「今の20代女子に向けてメッセージをください」
とインタビューをうけたのだけど、
「頑張らなくても大して困らない」
時代に育った人たちは
かわいそうな反面、
みんなが頑張らないからこそ、
頑張ったら、その分頭ひとつ抜けるのも早いんじゃないかなあとか。

ま、その頭ひとつ抜ける、って
発想自体が、古いのかもしれないけれど、
私は、どんな人生であれ
「これは私の人生です」って
自分で誇れる人生を
一人でも多くの女性に送ってほしいって
強く思っていたりするので
それには、やっぱり
せめて「好きなことは頑張ってみようよ」と
思ってしまうのですけどね。

ここしばらくはまっている
アドラー心理学の本を読んでも
改めてそう思います。

アドラー心理学の話しは
かなり語りたいこと、山のよう、なので
また😊