先週のことですが、
竹内まりやさん33年ぶりのツアーを見に
武道館へいってきました。


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人前に出ないことで有名な
まりやさんのライブ。
なんといってもツアーは33年ぶりですからね。


中学生で
「Variety」というアルバムを聞いてファンになってから
今日まで、人生の様々な場面で
彼女の歌が心にしみたアーティスト。


絶対に行きたい!!!と願うも、
もちろん超プレミアチケットで
とれるはずもなく。


行くという友人に聞いたら
「オークションで15万で落としたの」
と。


15万かあ。

その価値はあるけど、
ちょっとさすがに迷う金額だよなー。

15万を出す勇気を持てず、けれど
あきらめきれずに
「いきたい、いきたい」と
騒いでいたところ
友達が
「知り合いのつてでチケットとれたんだけど
一緒に行く?」と。


もちろんいくーー!
盛り上がりまくる私に対して
その人はいたって冷静。

そっか、男性だしな、しかも私より若いしな。
あまりまりやさまの価値がわかってないのかもしれない。
おそらく
私の並々ならぬまりやへの思い入れに
ついていけないはず、
あまりにも温度差がある彼といくのは
ちょっとさみしい、、、と
CDを全部貸して
「これ当日までに聞いて、ちょっとだけ盛り上がっといて」​と。


そして、いってきました、
12月21日。

くしくも
その日はツアーファイナル。
さらにラッキー。


いざ会場へ。


予想通り年齢層が高い。

ユーミンのときより高い気がする。。。


開始前、横でのんきにビールを飲んでる友人に
「私、絶対泣いたり、
叫んだりするから、ほっといてね」と。


「叫ぶの?笑」
「あ、叫ばないかww」

そんなあほな会話をしてると
ほどなくまりや、ステージに登場。

「スタイルいい~~~。
還暦前でこれでしょ?
尊敬もんだわー」と
私が思ってると
連れも同じことを思ったらしく
「シュッとしてるんだね」と。

うんうん、、日々ほぼ主婦で
人前に出ないのにこの美しさ、、、
さらに尊敬、そして自分を恥じる。。

「アンフィシアターの夜」
という曲で始まったライブ、
大学生の時に初めて大失恋したときに
友達がカセットテープに入れてくれた
「元気を出して」、

大学で国文学科在籍当時、
なんでもよいので
歌をテーマに論文を書きなさい、と言われ、
当時、友人が妻子ある男性と付き合ってて
その気持ちが理解できず、
でも、理解したくて
テーマに選んだ
「OH ,NO! OH,YES」
(ゼミの先生に「なんだこれは」と叱られましたがw)

20代中頃、親友の結婚式で
友達とうたった
「After Years」

などなど、
うるうるキュンキュンのライブで
当然、泣き、けれど、叫ばず(笑)、の
3時間半でした。


途中、まりやが
「アンケートをとります!」と、
世代別に拍手をして、その大きさで
来場者の年代構成を知る、というのがあったのですが
圧倒的に多かったのが彼女と同じ50代。

次に私の40代。

女性が多いのかなあ、と思ってたのですが
意外と、その年代なので
ご夫婦できている人も多かったのが印象的でした。

そう、ご夫婦といえば
このライブのバンマスはもちろん
旦那様の山下達郎。

途中、達郎とまりや、二人がアカペラで歌ってくれたり、
豪華なライブに
「私のライブはね、もれなく
達郎がついてくるというお得版なのよ~」とまりやさん。

娘が小さいころに
一の橋の富麗華で
ランチしてたら
隣の席が、このご夫妻で
普段、そういうことがあっても
声をかけないのですが、
もう、好きすぎて
えい、と勇気をだし
「あのーーー、大大ファンなんですー。
お二人の才能に少しでも肖れるよう
うちに娘のあたまをなでてもらえませんか?」と
お願いしたら
快諾くださり、娘は二人になでなでしえもらってました。

その恩恵を受け
音楽好きで
将来、アイドルになりたい、とか言い出してるのかどうかは
定かではありませんが、
良い思い出です(笑)

まりやがライブ中に達郎に言った
「私はこの人がいないと、歌い続けることすらできないから」
といった発言がとても印象的で
本当に理想の夫婦だなあ、と。

その後「あ、家庭内では
立場逆転ですけどね」と笑ってましたが。

とにもかくにも
大満足の竹内まりやナイトでした。