先日、友人と食事してた時のこと。


彼女が
「エナジーバンパイア」という言葉を
口にした。



さらっと当たり前のように口にしたので
一瞬聞き流しそうになったが、
娘に
「もう、ママ恥ずかしい~」と嫌がられてしまうほど
わからないことがあると
すぐに何でも聞いてしまうたちなので
すかさず
「何、何、それ??」と聞いてみたところ
「一緒にいて、相手のエネルギーを吸い取っちゃう人のこと」と。


なるほど。


しかし、私は、恥ずかしながら
その言葉を聞いた瞬間に
最近どっぷりはまっている
スマホのゲーム「パズドラ」の何かかと思ってしまった。


先日ヤフーニュースで
「パズドラのGUNHO、収益率前年比28倍」なんて
出ていたが
間違いなく、その収益の一端を担っている
自信があるほど
絶賛、そのゲームにのめりこみ中である。


そもそも、小さい頃からゲームには興味がなく
ファミコンも友達の家に行けば
やるけれど、
自分の家に買ってほしい、と母にねだる気持ちには
到底なれなかったし、
任天堂DSがはやって
ロケバスの中でモデルちゃんやらヘアメイクさんやらが
ピコピコ(という効果音なのか否かは定かではないが)
やってても
興味がもてなかった。


だから、自分の人生において
「ゲームにはまる」ということが起こることは
ありえないと信じていたのに。。

最初は「すごく流行ってるゲームだ」と
友人が私のスマホにダウンロードしてくれたのがきっかけ。

流行ってるものの理由は
なんにせよ知りたい私は
ひとまずやってみた。

ちっともくるくるできず(あ、わからない人ごめんなさい)
すぐにゲームオーバーになってしまい
「何が面白いのかちっともわかんない!」と
騒いだ。

しかし、くるくるのコツや
モンスターを育てるんだというルール、
その育て方などを聞いてやってるうちに
まんまとはまってしまった。

そして、はまってみると
なるほど、よくできてるゲームだった。

ちょっと飽きたかも?と思ったころに
しっかりゲームはアップデートされて
客を飽きさせないよう工夫をしてくる。


先日、新幹線に乗ったとき
前のおじさんも
隣の若いサラリーマンもパズドラをやっていて
「あ、今日木曜ダンジョンだから
あのハネハネが欲しいのよね」と
わかってしまう自分が
恥ずかしいやら、おかしいやら。


とはいえ、
「何に夢中になってもいいがゲームだけはダメだ」と
どこぞのエライ教育者の方が
おっしゃっていたが
その理由がちょっとわかった気がする。


娘が家に帰ってきた瞬間、
ソファに寝転び、TVを見ながら
パズドラをしている姿を見られ
「まじ、尊敬できない」と言われて以来
「ごもっとも。早く飽きろ、私!」と願いつつも
いまだ飽きが来ない残念な状況である。