こないだ、近所に新しくオープンした
酵素風呂屋さんにいってみました。



酵素風呂。



何度か入ったことがあるんですけど、
すっごく体にいいし、
汗はびっしょりかくし、
免疫力は上がるし、
でも、だいたい一回¥3000~4000とお手ごろで
いいことづくめなので、
「近所に出来てうれしい! 通っちゃおう~~」と

期待に胸ふくらませて
行ってみたんです



…が。


とても残念な結果に。


まず、熱くない。

酵素風呂にうまって、酵素をかけてもらうのですが
全然あったまってない。


何度も

「あのー、あんまり暖かくないのですがー」
「足元とかむしろちょっと冷たいんですけどー」

と訴えても
「そんなはずはないわよ。温度計は60度をさしてるもの」
「朝イチだから、ちょっと温度は低いのかしらねー」
「おっかしいわねー。ほら、ここはあったかいじゃない」と
ものすごくむっとした顔で
「ごく一部を測った温度ではなく、
そもそも、体感してる私が寒いといってるんだから、
なんとかしてくれないかなあ?
それどころか、私怒られてるよー」

でしたあせる



本来、酵素風呂って
そのあたたかさに気持ちよくてうとうと寝ちゃうこと20分、
終わる頃には体も軽くなり、
お肌もピカピカ、、ってものなんだけど、
20分の間中、
「あつくないです」
「そんなわけないわよ」
の押し問答で、癒されるどころかストレスフルにしょぼん



結局、店長さんは
私が支払いする最後まで
ずっとむすーーっと怒ってて
一回も「ごめんなさい」がありませんでした。



私ね、こういうとき

ほんと「いやー、勉強になるなあ」って思うんです。



たとえば、朝一番でいつもほんとうはもっとあったかいんだけど、
私が行った朝一番は、

十分に威力を発揮できなかったのかもしれない。


ほんとはね、商売でお店をあけてる以上、
そんなことがあっちゃいけないと思うんだけど、
そういうこともたまにはあるじゃないですかー。

そしたら、単純に素直に謝ればいいのに、って。



何も、ペコペコして、とか
ベタベタしてって言ってるんじゃないんです。

むしろ、エステとかでされがちな
「あら~~、お客様~~」的なやけにへりくだった
接客はすごく居心地悪いので、
淡々としてていいんです。



でも、あのお店の方は
一回も謝ることなく、
私が「寒いです」と言ってるのに
「そんなはずはない」と否定し、
いいわけばかりしていました。



どうしてそうなってしまったのか「説明」はするべきだけど
「いいわけ」は、するべきじゃないのに。。。



近所だったし、
酵素風呂大好きなので、
回数券買って通うつもりでいたのに、
きっともう二度と行くことはないと思います。。。


それって、すごくもったいないし、

残念なことだとおもいませんか?



私が、そのお店の店長さんだったら
まず、きちんと謝って、「リベンジ」と「謝罪」の意味も含めて
「一回ご招待券」をおわたしします。

用意がなかったら、即席で手書きのものでも。


そして、そのリベンジ時に
本領発揮できるよう、万全の体制で臨みます。
懲りずに来ていただいたことに感謝をお伝えして。



その店長さんが

同じコトをして下さったら

私、おそらく、当初の予定通り、

回数券を買って通ったことでしょう。



よく言われる
「ピンチはチャンスに」ってやつです。



私の知り合いで、
PR会社を経営してる方がいるんですけど、
その会社がPRしてる商品にクレイマーの電話があると
すごく誠実に対応し、
電話を切るときは、相手の方をむしろファンにしちゃう、という
すごい方がいます。



この方は「ピンチはチャンスに」の天才です。



ピンチをただのピンチにしてしまい、最悪の事態にしてしまうのも、
チャンスに代えるのもその人次第。


仕事ができる人って、
頭がめっちゃ切れるとか
何かがすごくデキルとか、そういうこともあるとは思いますが
何よりも
結局は「人間力」なんじゃないかなあ~って思うんですよね。