今日、16年ぶりに師匠に
会いしました。


師匠は、雑誌を中心に活躍するエディターで
私のような、弟子はもう3桁になるかも、、な勢い。


弟子の中には、某局の女子アナがいたり、
某ファッション雑誌のカリスマディレクターがいたり、
大学教授がいたり…なかなか華やかなんです。


私がその方にお会いしたのは
大学4年生のとき。


就職が決まらず、プラプラとしてたとき
読者モデルとして撮影に行った先の
大学生ライターの友達に
「佳恵、ライターなりなよ。向いてるから」って言われ、
「だったら、J塾に入門だな。面接行ってみな」といわれ
講談社の一室へ。


そこで待ってたのが師匠J氏というわけです。


当時の私は、まったくいい加減で、しょーもなかったのですが
運よく拾ってもらい、J塾入門。


デニム300本をサイズはかったり、
レトルトパスタを100個食べ比べしたり、
で、原稿書きの時期ともなると
3日間会議室にこもって、食事はコンビニと出前、いすを並べて仮眠、、
そんな毎日でした。


最初は正直、すんごくイヤでした。


大学の同級生は華のOLになり
やれ合コンだ、お料理教室だ、と楽しそうだし、
ファッションも片やどんどん丸の内OLさんらしくなる中、
私は、というと
久しぶりの食事会にも、仕事で前の日から帰れなかったため、
すっぴん&デニムでみすぼらしー感じで参加したりして(>_<)


ああ、こんなはずじゃなかった!
私の青春を返せー!!!!


最初はそう思ってました。


でも、徐々に仕事に慣れ
ある程度ページを任せてもらえるようになり、
物を作る面白さに目覚めたころ、
OLの同級生に会うと
仕事つまんなーい、早く結婚退職したーい、とそんな

言葉を多く聞きようになり…。



その後、師匠のもとを卒業して
いちお一人前のライターになり、
ファッションディレクターになり、
2年前、会社を起こして、現在に至るわけです。


J師匠はとても仕事に厳しい人でした。
でも、その分、心のあったかい面倒見のいい人でした。


「仕事なんて腰かけで十分」って思ってた私を
目覚めさせてくれたのは、間違いなくJ師匠。


私がそうやって育ててもらったから
私も人を育てるときにそうやって育てていきたいな、
と思えたんだと思います。


今日、お会いしたとき恥ずかしくていえなかったので、
ここで言っちゃいます('-^*)/


J師匠、あなたに会えて、仕事の本当の面白さを教えてもらえて、
私、本当によかったです!


ありがとうございます★