埼玉の実家で過ごすお正月
体が重い…
確実に3キロは太ってる
車で40分くらいのとこにあるわりに
あんまり帰らないものだから、たまに帰ると
「不規則な仕事してるんだから体壊しちゃうわよ。
たくさん食べて栄養つけなさいっ!」
とか言って、食べきれないっつーの(^_^;)
ってほどの料理が出てくる
いや~、無理でしょ~~~と思いつつも
たくさん食べないと母がさみしそうにするもんだから、
つい頑張っちゃって動けなくなるまで食べちゃう
当然、その結果は体重計に反映される
いやあ、両親の愛情はありがたいんだけど、
普段の節制がこれでパーだ(x_x;)
ありがた迷惑(失礼!)といえば
「これ車に飾りなさい」といって渡される
交通安全のお守り…(^_^;)
「いや~そんなものぶら下げてたらビミョーでしょー」
「何言ってるの! 安全第一よ!!!」って
強力な押し切り
そんなこんなで、絶対にかなわない母と
その分甘やかしてくれる穏やかな父のいる
実家にいると、すっかり子供気分
栗林に囲まれてる実家は、
目の前に父が作ってる家庭菜園があって、
昼ごろ私が目を覚ますと、
朝早く起きたらしい娘はおじいちゃんと
実家のポンちゃんという齢14歳の老愛犬と
楽しそうに栗林を散歩したり、
農作業のお手伝いをしてる。
普段、小学校一年にして、携帯で友達とメールし、
「レギンスの上にはくレッグウオーマーが
欲しいの~」とおしゃれにうるさく、
ゲームと夜お茶が大好きな
イマドキ都会派少女の娘だけど、
生き生きと土にまみれてる姿を見ると
人間のあるべき姿だなあ~って気がしてきます
食事時ともなると、父が家庭菜園からブロッコリーだ、
春菊だ、大根だ、と採ってきて、
それを母が調理してくれみんなで食べる
「ロハス」なんてイマドキなカッコいいもんじゃなく、
ごくあたり前の人間らしい暮らしって
こういうことなんだろうな~
ってことをしみじみと思いつつ、
また明日からは、いつもの便利であわただしい
毎日が待ってるんですよね…
小学校4年生から一人暮らしをする25歳までの
15年を過ごした実家の周りには
色々な思い出が詰まってて、
小学生のころ、毎日犬を散歩させてた道や
中学の頃学校帰りに必ず寄ってた「なんでも屋さん」、
高校の時にずっと好きだった同級生の子の家、
大学生のときにバイトしてた駅前のケーキ屋さん
なんかの前を通ると
そのころの記憶が蘇って、胸がきゅんきゅんしたり、
ほわーんってあったかい気持ちになったり、
なんだか恥ずかしくなったりします
あのころ、37歳の自分が、こんな風に
なってるなんて、絶対に想像しなかったように、
10年後、20年後の自分も、
きっと想定外な自分なんだろうなあ~
って思うとちょっとドキドキします
でも「いつの自分に戻りたいですか?」って
聞かれたら、色々思いはよぎるけど、
「今の自分が一番幸せかな」って、
やっぱり思えるから
10年後、20年後も、そう言えるような
自分でいられるよう頑張りたいなあ~