
音楽研究誌「あんだんて」9月号が完成しました。
いつものように、北九州市立大・北方キャンパス本館地下掲示板にて頒布しています。
今月号の表紙写真は、1925年、教鞭を執っていたドイツの建築家のウォルター・グロピウスが、自らが勤める大学の施設として設計した建物です。
なんとなく、国際環境工学部の赤川教授が設計した「学生交流スペース(北方キャンパス)」に似ていますね。建築意匠も、造られた経緯も。
グロピウスが残した設計図と比較しながら、赤川先生が先日の北方サロンで発表された内容を細かく見ていくと、
85年の間に積み重ねられた研究の歴史が随所にうかがえます。
音楽構造にも同じことが言えるのかもしれません。
受けつぎ、積み重ね、そしてまた伝えていくこと・・・
最近は、それを意識することが多いのです。


