桜エビ~ず14thワンマンライブwelcome to the village star #1 | もうね。なにがなんやら

桜エビ~ず14thワンマンライブwelcome to the village star #1

今回は10/14に行われた、桜エビ~ず14thワンマンライブwelcome to the village star のレポートです。
 

○イベントについて

現在12か月連続新曲リリース中の桜エビ~ずワンマンライブを見てきました。今回はその14回目。当日は2部開催されたのですが、私は1部のみを見てきました。なお今回は村星りじゅちゃんと川瀬あやめちゃんの生誕ライブともなっています。1部は村星りじゅちゃんが主役の回でした。ちなみに村星りじゅちゃんは10/19生まれ、この誕生日で16歳に、川瀬あやめちゃんは10/25生まれで17歳になります。おめでとうございます。会場は吉祥寺CLUB SEATAでした。何回かこの会場で行われた対バンライブを見たことがあります。対バンライブですと並行物販が行われるので、絶えずお客さんが流動するのですが、今回はワンマンライブ。チケットはソールドアウトしていたので、会場は身動きが取れないほど、ぎっしり満員でした。そんな中、私は140番台で入場、ステージ右端5列目あたりから見ることになりました。また、この吉祥寺CLUB SEATAは天井に大きな梁がせり出しており、私はその真下あたりにいました。この大きな梁によって、司会はかなり狭められ、この梁以降に入られた方はかなり見難かったことと思います。私も身長があるので何とか見ることが出来ましたが、身長が低い方は、この位置からでも厳しかったと思います。

○ライブスタート

1部の開場は11:00、開演は11:30でした。上記の通り、チケットがソールドアウトしていたため、かなりお客さんは多かったのですが、比較的順調に入場が行われ、時間通りにライブはスタートします。開演はいつも通りオーバーチュアもなく、暗転したステージにメンバーが静かに登場します。なお今回の衣装は紺、白、赤のトリコロールのもの。但し、今回の主役りじゅちゃんだけはゴールドと黒の衣装でした。スタイルの良いりじゅちゃんに似合っていましたね。さてライブの前半部分は4曲。「エビ・バディ・ワナ・ビー」、「僕らのハジマリ」、「オスグッド・コミュニケーション」、「わたしロマンス」でした。1曲目「エビ・バディ・ワナ・ビー」は全体でも3:00を切る、スピード感あふれる曲。ライブのスタートにはぴったりじゃないかなと思います。私もこの曲大好きです。2曲目「僕らのハジマリ」も、1st CDRに収録されている、始まりの歌。ライブのスタートを意識させるセットリストですね。この構成はこの日の主役である、りじゅちゃんが考えたものだそうです。納得のセットリストですね。続く、3曲目「オスグッド・コミュニケーション」、4曲目「わたしロマンス」も序盤の勢いそのままと言った感じ。最初から飛ばしているな、そんな印象を受けました。この辺りもセットリストの妙を感じました。もう一つ、印象的だったのはメンバーそれぞれの表現の違いですね。私の前には比較的、みっぴこと桜井美里ちゃんがいることが多かったのですが、曲に合わせて表情を変えていく姿は、女優としての一面を見せてくれます。こういう楽しみ方もあるのが、桜エビ~ずのパフォーマンスの深みですね。またみっぴは頬から顎にかけてのラインがすっきりしていて、大人な女性の雰囲気がありましたね。

○村星ワールドへようこそ

4曲を終えたところでMCになります。ここでは、りじゅちゃんが自らの生誕祭についてコメント。ライブのタイトルに「welcome to the village star」とありますが、これは「村星ワールドへようこそ」的な意味を込めたとのことでした。その「村星ワールド」の入り口は、5曲目「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」でした。こちらは私立恵比寿中学の曲のカバー。昨年カバーする機会があったそうで、りじゅちゃんも大好きな歌なんだそうです。曲調は桜エビ~ずにはちょっとない、ロックな曲。りじゅちゃんは、こういう曲もやってみたいのでしょうか。彼女の内面を伺い知る、興味深い選曲です。ただMCでは、りじゅちゃんの生誕曲という触れ込みでしたが、ソロで歌うことはなく、高い声のパートやフェイクなどを担当したものの、とにかくりじゅちゃん一辺倒という訳でもありませんでした。間奏では空ちゃん、もあちゃんがほうきを持ってエアギターを披露していましたが、ここくらい、りじゅちゃんが一人でスポットライトを浴びても良いのではないかなと思いました。これも彼女の意向なのか分かりませんが、りじゅちゃんはどちらかと言うと、人を動かしていく、司令塔タイプなのかも知れませんね。先に書いてしまうと、この後のMCで「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」について、みっぴが解説していたのですが会場がざわついていました。さすがにこれはと言うことで、茜空ちゃんが「りじゅちゃんの話聞いてあげて」と言っていたのですが、これには理由があります。実は生誕をお祝いしようとライブ前にサイリウムが配布されていたのですが、それに添付されたフライヤーによると、りじゅちゃんの生誕曲で点灯をとのことでした。それがこの「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」だったのですが、タイミングを逸してしまい、そのざわつきだったんですね。あまり運営とは段取り等やり取りされないのでしょうか。各界隈ごとの文化の違いを感じですね。

○みっぴの魅力

以降、6曲目が「こころ予報」、7曲目「灼熱とアイスクリーム」、8曲目が「急なロマンティック」、9曲目が「Magik Melody」でした。このブロックは5曲連続でした。若いと言っても、5曲連続は大変でしょう。それをやり遂げてしまう桜エビ~ず、さすがですね。8曲目「急なロマンティック」は、私も大好きな曲。最近、生で聞く機会があまりなかったのですが、ここで聞けて良かったです。9曲目「Magik Melody」は9月の新曲、ららぽーと富士見でのフリーイベントで初披露されて以来、だんだんとクセになってきました。今回発売された新シングル「Summer Magic」には収録されていませんが、早くリリースされて欲しいです。個別に見ていくと、このブロックは桜井美里さんの高い良い声が際立っていましたね。特に7曲目「灼熱とアイスクリーム」でのサビの裏声、9曲目「Magik Melody」のサビがとても良かったです。彼女は高い声も無理なく出せますし、クリアな感じが良いですね。何でも器用に出来る水春ちゃんも、この音域ではみっぴなのかな、そんな感じがします。上で触れた通り、ビジュアルも歌もこの日に合わせて、調子を上げられてきたのではないかなと思いました。

 

つづく