後片付け | Do-sho

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翠恵書道教室だより〜楽しくないと始まらない〜
編集プロダクションと書道教室、そして書作家活動、もちろん主婦…いっぱいのわらじ履いて、脚がもつれる!そんなDo-sho家(どうしよか)suikeiの日常です。

あっという間に9月です。
 
先日は朝から施設入居した伯母のマンションの片付けに行って来ました。
 
片付けとは言っても、荷物は全部業者が引き取ってくれます。
でも業者が来る前に
施設に届けてやりたい冬物などだけ少しとっておきたいので出掛けました。
 
母の実家を最期までひとりで守った伯母の荷物は
十数年前にマンションに引っ越ししたときにも半分以上処分しましたが
それでもまだ古いものがたくさんあります。
古い着物などもまだまだタンスにぎっしり持っていました。
洋服やカバン類も、上物ではありませんがこれが97歳の婆さんの持ち物かというぐらいたくさん。
 
また母の実家は10人以上の大家族、西陣の織屋で、まかない付きの織り手さんも何人もおられたので、
木箱に入った揃いの古い食器類もこれでもかというくらいありました。
いずれも「明治○年、二条〜屋で購入」なんて箱書きもあります。
 
処分するのは惜しいけど、お祖母ちゃんの着物なんて私には丈も合わないし
私ももう断捨離しなければならないシニアです
それにめったに着物も着ないのにもらっても仕方ない・・・
 
ただ、手描き友禅の職人だった私の父が、伯母の為に描いた友禅の付け下げなどだけ少し持って帰って来ました。




伯母が北山杉と呼んでた着物。
いちに度手を通しただけです。


食器や着物など、もう少し時間があれば選別してメルカリなんかに出品してもよさそうですが
引き取り業者が数日後には来ます
それにこの夏、私には時間も心のゆとりもないのです。
 
 
 
余裕のないのはほぼ年中ですが、それにしても・・・
 
ずっと会うことの出来ない入院中の母に加え、伯母の施設入居の手配
コロナ対策をしながらの書道教室に
本業の本づくり
競書誌の担当ページが半年あったし
そしてなによりこの猛暑!
 
コロナ自粛が解除されたら歯医者に行こう、眼鏡を買いに行こうなんてことも
まったく出来てません

涼しくなったら少し余裕ができるかな