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吹奏学部コンクール学科

2006年の記事まではアカデミックな視点から、吹奏楽コンクールで金賞を取る方法を考えていました。
2024年以降は吹奏楽の楽しみ方を書いていきます!

今回オススメするのは、

私の大好きなプッチーニ作品です


イナバウアー荒川静香選手のおかげで、

トゥーランドットがフィーバーするのは間違えないでしょう

今年のコンクールや定期演奏会ではプッチーニ作品が多く取り上げられるかもしれませんね。


プッチーニ作品はコンクールでも大人気で、
「トゥーランドット」の他にも「トスカ」など、
毎年多くのバンドがチャレンジしています。


しかし、安直に流行にあやかって、
コンクール自由曲をプッチーニ作品にするのは危険かもしれません


というのも彼の作品の多くは、
指揮者の高い音楽性が必要不可欠で、
それに加え、奏者にも歌心と透き通った音色がいる気がします。


「ローマの祭り」や「中国の不思議な役人」のように、
ノリノリ、イケイケの演奏はできません。


コンクールで良い賞を取ることを意識するならば、
自分のバンドの特性を見極めて選択した方がいいかもしれませんね。

流行に流されずに。


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強豪バンドの中には、若い将来有望なコーチの青田買いをし、
時間をかけて強くなったバンドも多く存在します。


若いコーチたちは、良心的な金額で、必死に指導してくれます。
(私の経験的では一日拘束で1万~1万5千円くらいでしょうか。)
若いため失敗もしますが、失敗は成功のもとです。
地道に頑張ればコーチもバンドも共に成長することでしょう。


しかし、若いコーチはハズレが多いのも事実です。
音大を出たばかりで淘汰される前なので、意識の低い者が多くいます。


そこで私が感じる良いコーチの見分け方が重要になります。
私の経験的には、


・人間的に信頼できる。
・大物先生の下で勉強した経験がある。
・大物先生と親しい。


を満たしていれば、ある程度の結果は出せると思います。

つまり、コンクールの勝ち方を知っている人です。


当然例外もあります。


他にも様々な要素があると思いますが、
良いコーチとの出会いが、全国への扉を開ける鍵になるようです。


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今まで弱小バンドだったのに、

急に全国大会に出てくることがあります。


そんなバンドをみて、我がバンドもいけるんじゃないか?という夢を持ちます。

しかし、急に強くなるのは難しいということが、今回のテーマです。



現実的には中高生バンドは先生によって決まる面があります。


いい例が、大物先生が他の学校に転勤になると、その学校は急に弱くなり、
逆に、新しい赴任先の学校が急に強くなります。

特に短期的に、急に強くなるところは、ほとんどが先生の力でしょう。


先生に関しては自分たちで決められないので、
『運命』に従うしかありませんよね(じゃじゃじゃじゃーん



そこで、どうしてもすぐに全国大会に行きたいバンドは
大物バンドディレクターを招聘します。

大物バンドディレクターを呼べば、先生が音楽的に優れなくても、
短期的に結果を出せる可能性がグンと高くなります。


ここで問題はお金とツテの問題です。

ツテは努力次第でなんとかなるかもしれませんが、お金は大変です。


大物バンドディレクターを呼ぶなら、
一日拘束で5~10万は必要かもしれません


とある強豪高校は、どうしても全国に行きたいということで、
某有名バンドディレクターよびました。

その結果、現在では全国大会常連になりましたが、
部費は一ヶ月1万円で運営しているのが現状です。



金額については賛否両論ですが、
もし、短期的に全国大会に行きたいのならば、
何かしらの大きなリスクを負わなければならないのです。

それは、お金であったり、時間の制約だったり、厳しさだったり…



やはり全国大会には地道に時間をかけて目指す方が良いかもしれません。
というわけで、次回は地道に強くなった例を述べます。


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『気が利く』とは素晴らしい能力です。


気を利かすためには、
現在起きている状況を読み取り、
次に起こることを予測して行動しなければなりません。


つまり、空気を読む力と想像力が必要になります。


合奏も気を利かせないといけない場面が多々あります。


例えば、合奏中の練習場所の指示です。
曲の途中の一部分を取り出して練習しているときに先生が、
「今の所の頭から」
と言ったのに、曲のド頭から吹く人がいたりまします。


練習の趣旨を理解し、
次に起こることを予測して行動していれば、
こんなことは起きません。


もっと深い話では、気が利く人は
演奏中に指揮者の何気ない合図を読み取り、
音楽に表現しようとします。

指揮者の言いたいことを必死に想像するのです


運営に関しても、気が利く人は
仕事を自ら見つけて動いてくれます。



つまり、気が利く人が集まっていれば、
演奏や運営がとても円滑で効率的になりますよね。



結局のところ、気が利く人というのは、
考える力がある人と言うことです。
気が利く人は頭がいいのです



主観的な意見ですが、
中学、高校の強豪校出身者には気が利く人が多い気がします。


強豪校の先生たちは、バンドを良くするために、気を利かせられる生徒、
つまり、物事に対してもしっかり考えて行動できる人を育てることで、
効率の良い練習、スムーズな運営ができる
と考えているのではないでしょうか?


例えば、上下関係が厳しくする背景には、
先輩に対して気を利かせることを通して、
気の利いた人間を育てるという意味があるのではないでしょうか?


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全ての楽器には、その楽器固有の特性があります。
その特性全てが良い方向にだけ活かせればよいのですが、
アンサンブルでは特性を消さなければいけないときもあります。


例えば、フルートとクラリネットのデクレッシェンド時の音程です。

デクレッシェンドではフルートは音程が低くなりやすく、
クラリネットは音程が上がりやすいのです。

このままでは音が小さくなるにつれて両者の音程が離れていくわけです。
従って、お互いが特性を消して吹かなければいけません。


他にも、発音が楽器によって早かったり、遅かったり、
音量がでかすぎたり、小さすぎたりなど、
アンサンブルをする上で障害になる特性はたくさんあります。




さて、特性を消せるようにするには、
どんなことをすればいいのでしょうか?


まずは自分の楽器の特性を知ることです。
どの音の音程がどれだけ高いか、低いか。
発音ははっきり聴こえるか。
音色が明るくなったり、暗くなるような音があるか。
などです。


次に、音色、音程、発音などに幅を持たせることを意識することです。

例えば、音程がチューナーの真ん中にぴったりになるようにだけ吹けても、
高めにしたり、低めにしたりと自由にコントロールできないといけません。


また、「てめぇら俺に合わせろ!」と思わずに、
自分から他の人の特性に合わせることを意識することも必要です。



練習方法で効果的なのが、
色んなパートの人と一緒に練習することでしょう。

また、このような練習でチューナーを使うと良くないです。
音程はチューナーに合わせるのではなく、相手に合わせようと考えましょう。



本当にうまい人は、周りに合わせることも上手です。

プロは良い意味で、楽器の特性を感じさせない演奏もできるのです。


私は、「あなたが(隣に)いると吹きやすい」
と言われるようになることを一つの目標として合奏にのぞんでいますよ。


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楽器の技術が上達する瞬間を感じたことがありますか?


人にもよりますが、楽器の演奏技術の上達は、地道に少しずつ上達するよりも、
コツを覚えたときに一気に上達するパターンが多いと思います。


コツと言う名の感覚をつかむことが大切なのです。


感覚をつかむという視点で考えると、
うまい人の演奏を聴いてマネをしたり、
先生の言葉からイメージすることが上達の近道でしょう。



コツがわかることによって上達するということは…


長時間練習するより、短時間で効率的な練習をするべきだといえます。


なぜならば、

頭を使わないでダラダラ練習するだけでは、

コツがいつまでたっても、つかめないからです。


コツや感覚を掴むという目標を立て、

そのためにはどうすればよいか考え、実験を繰り返す。


コツは積極的にアプローチしないとつかめないのです。


コツを掴んだらこっちのもので、

あとは集中した反復練習によって、技術を定着させましょう

私たちが吹奏楽で演奏する曲は、ほとんどが西洋音楽です。
そのため日本人は欧米人に比べ、ある意味で不利です。


その理由は、音楽は国の言語、文化、歴史によって作られるものだからです。
西洋音楽は欧米人が演奏することが一番理にかなっています。


そこで、言語、文化の違いに焦点をあて、日本語と英語を比較し、
どうすれば西洋音楽を効果的に演奏できるかを述べていこうと思います。



今回はリズムと言語についてです。

私は欧米人にあって、日本人に足りないのは、
リズムを分割する感覚だと思います
(詳しくは、リズム①  を参照。)


日本語と英語を例にして考えてみましょう。

例えば、program(プログラム)という単語があります。


日本語でプログラムと発音してみると、

プ・ロ・グ・ラ・ム

これをリズムでいうと、

タタタタタ(8分音符5つのイメージ)

になります。


一方英語のprogramを発音すると、

pro-gram

となるため、リズムでは、

タンタン(4分音符2つのイメージ)

になります。


つまり、日本語の発音だと一文字が一つの音符になり、
英語だと、一つの音節が一つの音符になります。


ここで注目すべきことは、
日本語の歌の歌詞は、一つの音符に一文字が配置されるのに対し、
英語の歌詞は一つの音符に一音節まるまる入るというわけです。


これが意味することとは…

欧米人は無意識にリズムを細かく分割して捉えているのではないでしょうか?

例えばpro-gramの例で言うと、

最初の4分音符をp、rの2連符のタイと考え、
次の4分音符をg、r、mの3連符のタイと考えることができます。


program
つまり、欧米人にとって音符を分割することは、ごく自然なことなのです。

それに対し、日本人は一音に一語であるため、
表拍しか意識できないのです。


従って、私たちが西洋音楽を譜面どおりに演奏するためには、
音符を分割する技術を身につけることが必要だと私は考えます。


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意識改革は吹奏楽団の改革の本丸ですね。


どんなに恵まれた練習環境でも、
どんなに指揮者がすごくても、
奏者の意識が低ければ客観的に評価される演奏はできません。


逆に意識さえ向上すれば、
悪い環境だろうとへっちゃらです。


強豪校が毎年全国大会に出場できるのは、
意識の向上が『伝統』によって育まれているためだと思います。

毎日高い意識を持った先輩の背中を見ていれば、おのずと意識は高くなるでしょう。



それでは、弱いバンドが意識改革するためには、
一体どうすればよいのでしょうか?


意識というのは自分自身でしか変えられないものです。
いくら先生や指揮者が促しても、そう簡単に意識は変わりません。

ただ、意識改革の材料を提供することができます。


私は意識改革の材料として最も有効なものは、
感動を伝えることだと考えています。

素晴らしい演奏による感動、

知らなかったことの発見による感動、

などとの出会いによって、意識が向上する場合が多いと思います。



意識改革の材料になる具体的な案を4つ提案します。


第一は、プロの演奏を聴きに行くことです。
プロの吹奏楽団や、自分の楽器のプロの演奏を聴くと、
頑張りたい気持ちが生まれます。


第二は、コンクール全国大会や支部大会を聴きに行くことです。
自分たちと同じようなアマチュアが頑張っている姿を見ることや、
目標設定ができることによって、意識が変わるでしょう。


第三は、他のバンドの見学に行くことです。
特に意識の高いバンドに行くと、刺激を受けます。
練習方法だけでなく、様々なことを盗んでやりましょう。
(モノは盗んじゃいけないよ。)


第四は、指導者、幹部、先輩など、上の人が手本になることです。
上の人たちが手本になるべく、しっかり頑張っていると、

その団体の空気が引き締まります。
また、上の人たちが自己中心的でなく、思いやりやリーダーシップを持っていれば、
奏者たちは、この人のためについて行く!と思うことでしょう。



バンドの意識レベルは様々なところに表れてきます。
当然音に出る上に、楽器の運搬、生活面でも違いがあるでしょう。

意識次第でうまくなりまっせ


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今回は強豪校に見られるスパルタ教育についてです


強豪校は、普通の学生からは考えられないくらいの厳しい規律から、

軍隊みたいだと非難されています。


しかし、スパルタの良さについて再考してみてはいかがでしょうか?
そこで、スパルタの特性を考えましょう。


まずは、理不尽な事をイヤイヤ頑張るという経験は、
人生において貴重な財産になると思います。


それこそ、将来働くようになれば、世の中は理不尽の嵐でしょう。

若い頃に理不尽な出来事を乗り越えてこなかった人は、
大人になってから、ちょっとしたことで挫折してしまうかもしれません。



もう一つは、スパルタでは個性が殺されるという話です。


しかし、個性を活かすことと、自分勝手に行動することは全く違います。

吹奏楽など多人数でアンサンブルをするからには、
自分勝手な行動は許されないでしょう。


奏者個々における個性のベクトルをまとめるために、
厳しい規律を作っていると思います。



まぁ、確かにスパルタ練習には悪い面もあります。

しかし、私が最も述べたいことは、
「軍隊」だとか「スパルタ」という悪いイメージと決めつけてしまい、
メリットに関して考えることを止めてしまうのはマズイ
のではないでしょうか?



巷では、スパルタ強豪校は個性がなく演奏がつまらないと良く言われます。

しかし、彼らを一概に批判すべきではないと思います。

スパルタ強豪校は個性が無いと言われながらも、コンクールや定期演奏会では満席になり、
演奏後には会場が割れんばかりの大きな拍手が起こります。


この事実を謙虚に受けとめ、
私たちもスパルタや練習環境について再考してみてはいかがでしょう?


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アンブシュアについて様々な考え方があり、たくさん議論されています。


一部のプロの奏者でよく話題になるのが、
外見からみえるアンブシュアはあまり重要ではない

という考え方です。


誤解しないで欲しいのが、はちゃめちゃなアンブシュアでは当然よくありません。
ある程度、基本が分かっている上での話です。


この意見のポイントは、
口の中やノドの使い方をマスターすることが難しい

ということです。


外見から見えるアンブシュアは説明したり、修正するのは容易です(鏡を見ればいい)。

しかし、口の中やノドの状態は目に見えなく、感覚的なものであるため、
説明ができないだけでなく、実際にどうなっているかわからないのです。

(昔、雑誌パイパーズでプロ奏者の口の中をレントゲンで撮った記事がありましたが…)


アンブシュアは外見で判断できるという性格上、注目しやすく、固執しがちです。
見えないところで起こっていることに着目し、コントロールすることが大切

なようです。


ほぼ同じ楽器、セッティング、アンブシュア、そして同じ人間であるのに、
あんなに音が違うのは、外見では見えない部分にヒミツがありそうですよね。


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