水道水やミネラルウォーター以外にも、
現代では様々な水を料理に活用できるようになっています。
ここでは、具体的にいくつかの例を挙げてみたいと思います。
・水素水
整水器と呼ばれる家庭用電解水生成器を
水道蛇口などに取り付けることで手軽に利用でき、
塩素を除去する浄水機能も付帯されているものがほとんどです。
ご飯がふっくらと炊きあがる、
だしがよく取れる、
野菜を短時間で軟らかく煮ることができる
などといった声も聞かれます。
・海洋深層水
海洋深層水とは、
水深200メートル以深の海水をくみ上げて脱塩などの処理を施したもの。
容器詰めにされたものが販売されるようになっています。
清浄である、ミネラルが豊富であるといった
表層水とは異なる特性が知られており、
こちらも料理に使うとまろやかな味わいに仕上がると言われることがあります。
・RO水
RO水というのは、
RO膜と呼ばれる特殊な膜を使って、
水道水などから水分子以外のほぼすべての物質を除去したもの。
塩素はもちろんのこと、不純物などもほとんど含まれていません。
(ミネラルも取り除かれるため、後からミネラルを添加している場合もあります。)
水自体に味や香りがなくなるわけですから、
料理自体の味や香りを引き立てたてることが可能。
ペットボトルやウォーターサーバーでも利用できるほか、
RO浄水器を取り付けるという方法もあります。
