脱水症とは、
「体内の水分が不足した状態」を指します。
私たちの体は、およそ60%が水分であると言われており、
その水分は、以下のような役割を果たしています。
・血液として酸素や栄養を運搬したり、老廃物を収集して腎臓などに運んだりする
・腎臓に送られた老廃物を多量の水と共にろ過し、尿として体外に出す
・汗として皮膚から蒸発する際に熱を放出し、体温を調整する
体内の水分が不足すれば、
栄養や酸素が届かなくなるほか、
体温の調整ができなくなるなどの問題が起こり、
体の機能が正常に保たれなくなってしまうのです。
具体的な脱水症の症状としては、
次のようなものがあります。
・喉が渇く
・尿の量が減り、濃くなる
・食欲不振
・皮膚や唇がカサカサになる
・吐き気、頭痛がある
これらの症状がある場合は、
すでに脱水が進行しています。
水分補給を行うなどして対処する必要があります。
