ウォーターサーバーで利用することのできるもう一つの水は、
「RO水」です。
「RO水」というのは、
RO(逆浸透)膜と呼ばれる半透膜によって、
水分子以外のほとんどすべての不純物を除去したもの。
限りなくH₂Oに近い水であり、
ここから「ピュアウォーター」という名前で販売しているメーカーもあります。
RO膜は元々アメリカで海水の淡水化に向けて開発が進められたもの。
イオンや金属、硝酸態および亜硝酸態窒素、ウイルスなど、
通常のろ材では取り除くことのできないほとんどすべての物質を除去できることから、
海水の淡水化以外にも工業用の超純水の製造や下水の処理、
国際平和維持活動での利用など、
様々な分野での活用が期待されています。
RO水の最大の特徴は、
その清浄性。
ただし水に含まれるミネラルなども取り除いてしまうため、
後から人工的にミネラルを添加しているものもあります。
