運動・スポーツ時の水分補給は水でよいと言いましたが、
一つ気を付けなければならないことがあります。
それが、塩分の必要性です。
汗には、わずかではありますが塩分が含まれています。
ですから、
激しい運動や長時間のスポーツをして大量の汗をかいたときには、
塩分も失われてしまうことになります。
体内の塩分(ナトリウム)が減少すると
・体内のナトリウムは筋肉の運動に関係しているため、
不足すると筋肉の痙攣などが起こる
・ナトリウムの量が極端に低下すると、
ナトリウム濃度を保つために水分の排出が行われ、
脱水に陥りやすくなる
などといった体調不良が起こる可能性が指摘されています。
運動やスポーツで大量の汗をかいたときに
普通の「水」だけを補給していると、
このような塩分不足を助長してしまうこともあるのです。
ですから、
汗をかいたときには水と一緒に
塩分も補給することが大切だと言われています。
具体的には、
塩分が0.1~0.2%程度含まれた飲み物を
飲むというのがおすすめです。
また、カロリー補給のために
糖分が2~3%含まれていると良いと言われています。
ただし前にも述べたように
1時間程度の運動であれば「水」でも十分であり、
反面、塩分や糖分はむしろ摂り過ぎが心配されることもあります。
塩分や糖分の補給は、状況に応じて上手に補給するようにしましょう。
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