厚生労働省は、
「健康日本21」の睡眠についての項目を実践するための手立てとして、
「健康づくりのための睡眠指針2014」を策定しました。
ここでは、質の良い睡眠を確保し、
睡眠障害に早期対応するための「睡眠12箇条」が掲げられています。
1、良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2、適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3、良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4、睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5、年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6、良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7、若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8、勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9、熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10、眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11、いつもと違う睡眠には、要注意。
12、眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
まずは生活習慣を整えるという基本的なことから始め、
睡眠にトラブルが生じた場合には
早めに専門家に相談することが大切です。
