私たちが生命を維持し、
健康に生活を送るためには、
食物から栄養を摂取する必要があります。
どれか特定の栄養素を摂取することで
健康・不健康になるということではなく、
様々な栄養素をバランスよく摂取することが大切になります。
「健康日本21」によれば、
脂肪(脂質)の過剰摂取は
動脈硬化性心疾患の発症率や乳がん、大腸がんなどの
生活習慣病による死亡リスクを高めると言われています。
また、
様々な病気を引き起こす要因となることから
「サイレントキラー」とも呼ばれる高血圧を予防するために、
平成34年度までに1日あたりの食塩摂取量8g未満と
することを目標としています。
健康生活への働きが期待される栄養素としては
カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどが挙げられており、
これらを効果的に摂取するために、
野菜を1日あたり350g以上食べることが望ましいとされています。