「健康」とは一体どのような状態なのか―
WHO憲章では「健康」を以下のように定義しています。
「健康とは、
病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが満たされた状態にあること。」
健康=病気にならないことと思われがちですが、
そのような消極的な意味だけではなく、
“すべてが満たされた状態であること”
というより積極的な意味づけがなされています。
さらに健康生活が単に身体的なものだけではなく、
精神的、社会的にも良好であるという
3つの条件が揃って初めて成り立つものであるということです。
つまり、
いくら体の状態が良好であっても、
心に大きな悩みを抱えていては健康とは言えないことになります。
とは言え、
すべてが常に最高の状態にあるということは難しいことです。
3つのバランスを大切に、
自分なりの良好な状態を保つことが
健康生活を送るためには大切なことと言えます。
