耐えられない程のあの孤独感。

いつも暗闇に支配されそうになっていた。

正直に僕には君がいなければ生きていけない。

薔薇の刺は幾年も経つ度に痛々しくなっていくばかり・・・女性みたいに・・・僕の心みたいに・・・。

あいつらには僕はいつも苛々していた。

いい加減な情報社会に。

あいつらには僕はいつも腫れ物みたいに扱われていただけの野良犬みたいだった。

僕は嫌われ者だからな。

あいつらはまるでいつも正義の味方気取り・・・僕はまるで悪魔の化身のようだから・・・。

生きていることになんの罪悪感も感じない。

それはなんにも感じないから。

いつ死のうがいつも知ったこっちゃなかった。

なんにも感じねえ。

死ぬしかないと思っていたから・・。

不・・不安定な感情。

でも、我慢してたらよくなってきたんだ。

イカれた人間たちが僕の頭の中を弄り廻した。

そのおかげ様で僕が以前に抱いていた思想は分裂してしまった。

僕の夢は舞台に上がることじゃない。

僕の夢はまともになることなのに・・。

気狂い。

またの名を気狂い。

それが僕。

気狂い。

僕はみんなになにを期待されているのかまったくわからない。

僕にはまったくやる気がない。

僕は試されていることに耐えている。

僕は笑われていたことに耐えていた。

僕にはまったくやる気がない。

僕はすべてのことに危害を加えることができる。

僕にできる唯一の行動。

僕は生まれた時から馬鹿扱いされる羽目になった。

僕はまったくあんたらとは違うんだ。

僕には生粋の気狂いの血が流れているから、気狂いなんだ。

僕には権力者に歯向かうお役目が残っている。

女がスキツォを好きになるなんてやばいぜ。

今ではまるで記憶を失いながら夢の中を歩いているかのように彷徨い続け。

僕が歌を歌ってギターを弾いている時は精霊の生霊にとり憑かれているだけのこと。

そんだけのこと。

魔法のような音に踊らされている。

知ったこっちゃねえや。

猫みたいな気持ちにとり憑かれているのさ。

別にこれは悪い憑依じゃないけど。

もうナイフで自分を傷つけなくてもきっと大丈夫かな。

身体に染み込んでいるから。

ちょっとした魔法にとり憑かれているだけ。

煙草に酒に薬漬け。

良い子は真似しないでね。

こいつはぶっちゃけ、金のためにするだけの汚いお話。

恋愛の歌でも歌えるかって?

・・歌えるかっ!

もう僕って完璧に社会不適合者状態だった。

15で夢の始まりじゃなくて、ほんとは人生を棒に振ったってわけ・・・。

なぜ・・?

だって精神が分裂してしまったんだから、そりゃ切り刻むだろ?

ハッピーな曲なんて笑顔では歌っていられなかった。

恋愛の歌なんて聴いていられなかった。

この声を失う迄は・・。