馬路で笑えねえ時。

洒落で家族や友達と話してるほうが楽しく笑えるからな。

色々と見てるのは格好よくて可愛くて美しくてエロい女たちにしか興味がねえからなんです。

し~ん。

病んでんだ?

見飽きた芸術を見ててもなんにも感じなくなってきた。

あんたはなんかあんな感じに残忍な犯罪を犯すつもりなんかな?

嫌なものまで目をそむけないで見て。

いつまでも同じ物真似を見て。

馬路で。


どんなに売れてる流行歌なんかよりもあいつの声を聞くのが素敵なこと。


あいつの詩を読むのが素敵なこと。


あいつの顔を眺めるのが素敵なこと。


あいつの鼻歌を聴いてる時のほうがしあわせだったな。


あいつは色んな感情を与えてくれた。

それはいつもこころのここんところにある。

家族がいないことは哀しいこと。

なぜ家族がまだ生きてるうちに独りで生きていくの?

この街は冷たい赤の他人が多過ぎる。

なにが大切なのかを忘れてしまう。

あそこに行ってもしあわせにはなれなかった。

そこはどこ?

そこは園?

あんたは遥か遠くに憧れる。

有名になりたい?

それはただの流行り。

あんたは有名になってもしあわせそうには見えないんだけど?

あの国に行く理由はなに?

時代の流れ。

かつてのようにはもう笑えないしもう話せない。

次第には見飽きてくる。

聞き飽きてくる。

なんにも感じなくなってくる。

真実は捻じ曲げられていく。

つくられた時代の世界で。

俺は捻くれて歪んでる。

それが楽しみ?

狂ってるって?

意味なく争いごとなんてしたくない。


主はいつも詩を考えてた。


主はつねに死を考えてた。


わしはまた詩を考えたい。


わしはもう死を考えない。


おいらはただまた楽しみを探してく。