水産コンサルティングチームの藤田です。

本日は久しぶりに、静岡の産地に訪問しました。

ココ最近は時化続きで、漁に出る人が少ない為、
セリも十分に行われていない様子でした。

本当であれば、そんなときは場外の顧客に向けた情報発信や
某漁協で開催される港市場への参加に向けた準備をするべきなのでしょうね。

現場は、新しい取り組みを仕掛けようとすると、
人が居ないとか、時間が無いといった言い訳をされるのですが、
現場を見て見ると、意外とそうでもないんですよね・・・。

ここ数日の動きを聞いてみても、
漁かが少ないので、現場の業務も少ないはずなのですが、
事前に決めていた、週末の催事に向けた準備も進んでいない。

しまいには、「人を採用したい!」と言われるのですが、
人を投入しても、「何を」「どんなスケジュールで実施するのか」を
明確に決めておかないと、人件費だけが発生して、無駄になります。

優秀な人材を投入したとしても、
仕事がなければ、自然と時間とともに、新しい人のモチベーションも
低下し、仕事のスキルも、逆に下がっていきます。

私自身も振り返ってみると、
暇なときほど、次のための仕掛けをするべきなのですが、
それが実行されていない。

ただ、数値が好調な時は、常に次の状況を予測して、
先手を打つ。準備をしていたりする。そんな気がします。

漁協も、コンサルティングも一緒ですね。

仕事を取る!売上高をアップする!
それを意識して、次の取り組みの準備をしなければ、駄目ですね・・・。

暇っていう言葉は、無いはずなんですね。

反省です。




水産コンサルタントの藤田です。

現在、水産仲卸業の支援を数社しているのですが、
現場で支援をしていると、本当に従来のビジネスモデルに今後の成長の限界を感じてしまいます。

そして、新しい取り組みを仕掛けることが出来なければ、
今まで以上の売上高や粗利高のアップを実現することは難しいということも、感じてしまってしまうのです。

従来の卸売業の昔ながらの事業だけでは、
周りの環境の変化に対応することが出来ずに、
市場の縮小とともに、自社の売上高も減少していくでしょう。

水産業界の取扱高、粗利高を前年実績よりも上回ることが厳しい状況においては、
まずは、今、置かれた環境を理解し、新しい戦略か方針を明確に打ち出すことが重要なのでしょう。

そして、目的を達成するための施策を打ち出した後、
それをひとつづつ、実行することが出来るか否かが、成長のカギになるのでしょうね。

販売先の間口へのビジネスが成長している最近においては、
本当であれば、従来、地域に根付いて、
地域の顧客に商品とサービスをお届けしている仲卸業者は
勝ち残らなければならないのでしょう。

顧客訪問時に発信する情報は、商品の情報だけでなく、
生の産地や市場の状況を伝えて、
表には出てこない、相場情報や規格外品の商品情報などを
顧客の購入頻度やボリュームを抑えた上で、
提案していく。

そんなことを、もう一度出来れば、復活できるとも思っています。



水産コンサルタントの藤田です。

先日、九州のとある地域の食品スーパーの社長と打ち合わせをする機会がありました。

全国的にも有名なあろH社も、3月度の営業実績も前年比94%前後で推移しているようなのです。

おそらく来店客数は、大きな減少は無いと思われますが、何せ、一人当たりの客単価、商品単価の減少幅が大きく響いているのではと感じています。

そのH社も店舗展開する北九州地区で、店頭で陳列されている
主力商品の価格調査をすると、必要以上に互いの食品スーパーが価格競争をしている光景を
見受けられるようでした。

カップラーメンも68円で販売していたり、
バナナも15本前後付いたものが、150円で販売されていたりという状況。

消費者目線で捕らえると、非常にうれしい状況ですが、
一方で、経営視線と観察してみると、
「これって、異常な光景だよな・・・」と感じざる得ません。

大手食品スーパーの規模による寡占化が進む中で、
過剰にリテールの方が、力を持ち過ぎている気は拭えません。

もうそろそろ、価格訴求型の商売から、
商品が持っている本来の品質や旨さを、
積極的に訴求する環境を作って欲しいものです。

しかし、その取り組みをするにしても、
大手バイヤーの目利きの力をつけることが出来なければ、
絵に描いた餅に終わってしまいます。

その役割を担うのが、地域密着型の食品スーパーや
食料品店になるのではないのでしょうか?

それと、出荷側であるメーカーや産地仲卸業者。

ちょっと、真剣に今の食品スーパーの流れを変えないと
日本の流通自体が狂ってしまう気がします。

そうでないと、まじめな漁師や生産者の努力が報われないですよね・・・・