やさぐれ現象は、



問題解決の前に起こる。






ちょうど「この考え方やめたいな」と



自分の中に改めの思いがチラホラしてきたとき、



やめたい考えがクローズアップされる
出来事がわざわざ起こる。







内側が変われば、外側が変わるから!
とだけ信じていると、



なんで?どうして?
私がまだまだなの?と声を荒げたくもなる。



内側が先、外側は後という順番だけではない。






内側は自分、外側は取り巻く環境であるから、



お互いに作用、影響しあっている。





だから、「そろそろ変えどきかな?」とか



「もう次のスタートを切ろう」などと



決めることを意識し始めると、



外側も変わらずにはいられない。





内側の変わる決意が中途半端だと、



外側の変わりだした環境に対応しきれずに、



急ブレーキを踏むことになる。



それが心の痛みとなり、感情を揺さぶる。



内の変化の緩急コントロールは
まだ自分の手のうちにあるけれど、



外側は、自分以外のテリトリーだから
注文はつけられない。








やさぐれ現象は、自分が引き起こしている。



でも、それはやさぐれたあなたではなく、



前向きなあなたがきっかけとなっている。



今はそのことが、分からないかもしれない。



だけど、後になって必ず分かりだす。



そのことを信じてみて
急ブレーキは踏まないでほしい。



同じことを繰り返すだけになるから。



自分の心が決めたことに納得して、



人生の歩みを進めてほしい。






粋龍