風邪は薬で治療しない方がいい? | 酔竜の館 新館

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「風邪の効用」野口晴哉著、という本を偶然本屋さんで見つけて買い、読んでいます。この著者は「整体入門」という本も書かれていて整体師の方のようで、第*胸椎のところを云々とか整体師ならではの技を書いていたりしていたり、非常に読みにくい本ではあります。

 

私が非常に共感したのが、風邪をひいて治る過程で体が浄化される(そういう表現ではなかったと思いますが私の解釈です)、というものです。私自身も風邪をひきそうだなという体調変化があると、かなりの厚着をして暖房を30度に設定して汗をかくようにしているのですが、不思議とそういう状況って疲労が蓄積した時に起きます。そして汗をかくと風邪症状まで至らず、体がすっきりする感覚があります。

 

この方法が正しいのかはさておいて、体内での炎症により何か大事なことが起こっている感じがします。野口さんによると風邪をひくことで癌も治るということです。逆に間違った治療をすると(熱を下げたりすることでしょう)風邪が長引いたりすると。

 

面白いのが、風邪が治る過程で体温が平熱以下に下がり、やがて平熱に戻るので、体温が低い時は安静にしておくこと(無理して動くと体調が悪化する)、というものです。だいたいは体温が上がった時に安静にするんでしょうけど、その次期は動いてもいいらしいです。

 

それから定期的に風邪をひいていた人が、ぱたっと風邪をひかなくなるとまずい、突然死する前触れかもしれないとのことです。風邪に対して感受性の低い、鈍い体になっているということで、陰に病気が隠れているからということなんでしょう。

 

そして何よりびっくりしたのが、この本の旧バージョンが書かれたのが1962年、なんと60年も前だったりします。この本にはウイルスのことは一切書いてありませんが、そりゃそうです。そしてこの60年ほど、我々は一体風邪に対して何をやってきたのかと残念な気持ちになります。

 

そういう目で見ると新型コロナ騒動って何なんでしょうね。今日たまたま見た「そこまで言って委員会」ではこのウイルスを分析すると自然発生とは言いがたい、つまり作られたものである可能性が高いとのことですが、まあこれについてはどちらでも結論は変わりません。

 

要はワクチンを使って予防しないといけないものか、抗ウイルス薬を使ってまで治さないといけないものかどうか。その点は思考停止せず考えないといけないんでしょうけど、一方的な意見だけしか表に出ていないのはなんだかなあと思います。