noteの有料記事を更新しました。

 

 

昨今の「me too運動」の高まりで、過去の「性加害・性行為の強要」で告発される例が相次いでいます。

 

それ自体は「自業自得」で良い流れだと思うのですが、たとえばそれが「4歳の時の記憶」となると「本当にその話は真実なのか?」という疑問が出て来ます。

 

特に「40歳を過ぎてから4歳の時に虐待されていたことを突然思い出した」という話は、「記憶とは何か?」という根本的な理解が欠けていると言えます。

 

人間の記憶はハードディスクやSDカードのデジタル記録とは根本的に違います。本人の主観や医者から与えられた外部情報によっていくらでも「色付け」されるものですのですし、事件からの時間が経過すればするほどそれは容易になってしまいます。だから、その記憶が本当かどうかは「第三者の記憶との整合性」の検証がどうしても必要なんですね。

 

(この点については、ジャニーズ問題は完全にクリアしています)。

 

現在、毎日新聞などで児童の性的虐待問題が連載されていますが、被害者側の証言を一方的に書くだけでは、まるで「欠席裁判」のようなものですから、告発された側(特に相手が亡くなっている場合)などは、ノーガード状態のリンチになりかねません。

 

つまり、毎日新聞自体が「重大な人権侵害を現在進行形でやっている」という可能性があるんですね。

 

実際、現在のアメリカでは「退行催眠でよみがえった記憶は証拠として認められない」という流れがあり、毎日新聞はその事実を知らずに書いている可能性が高いのです。

 

この問題自体が「マスコミの劣化」を示すものとも言えますが、この点も踏まえながら「記憶とは何か?」について言及しています。

 

ご興味のある方はぜひご一読ください。